朝顔の種子「NAOKO☆アサガオ」

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「やさしさ」「おもいやり」
そして『きぼう』を育てます

 このアサガオの種は、日比野克彦氏「明後日朝顔プロジェクト」によりJAXA種子島宇宙センターで栽培、平成21年9月にYAC南種子町宇宙科学分団の団員らで収穫され、平成22年4月にYAC副団長を務める山崎直子宇宙飛行士の公式記念品(OFK)として宇宙を旅しました。そして同年5月24日に、山崎宇宙飛行士からYAC本部長松本零士氏に返還されました。その後、YACの分団で栽培され、採取された趣旨は、被災地などにも配布されました。

 

「NAOKO☆アサガオ」について、メディアからの取材を受ける際の注意
「NAOKO☆アサガオ」は突然変異が起きるのか?
植物の種子は他の生物種と比較して、放射線を含む色々な環境ストレスに、大変に高い耐性を持っています。宇宙放射線生物学の専門家によれば、宇宙機に15日間位の滞在では、種子試料における突然変異の出現は自然突然変異(自然 界にある放射線 などの自然の要因が原因で生じる突然変異)レベルと同等な位、極めて低く、実際望めないと算定されるとのことです。
また、「NAOKO☆アサガオ」の元となった種は、アーティストの日比野克彦さんが主催している、『明後日朝顔プロジェクト』という、各地で収穫した種を別の地で育て、収穫し、また別の地で育てるということを繰り返しているため、かなりの交雑が進んでいることが考えられます。そのため、アサガオの姿や、色などから、突然変異の可能性を識別することができません。今回の「NAOKO☆アサガオ」の目的は、山崎宇宙飛行士と共に宇宙を旅したアサガオの種子を地域のみなさんの手で育ててもらうことで、子どもたちが宇宙のホンモノに触れるとともに、YAC分団を中心とした、全国の各地域で宇宙教育が広がることを期待するものです。今回の「NAOKO☆アサガオ」栽培をきっかけに、いのちを育てることの大切さを学んでもらいたいと思い ます。

 

【NAOKO☆アサガオに関するお問い合わせ】

〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3-21
ちよだプラットフォームスクウェア1008
公益財団法人日本宇宙少年団  

電話/FAX:03-5259-8280