最近のWindowsアップデートと「EISEI」の作動について、12月9日角田市で開催されたJAXA/YAC宇宙教育指導者セミナーで話題にしました。
・最新版のWindows10では、「EISEI」(7.7)が動かない。
・ 「EISEI」(7.7) のインストールができない。
・アンチウイルスソフトを一時稼働しないように操作してインストールできた…。
 現時点で、最新版のWindows10を搭載したパソコンで生じている現象について、応急的に対応できる方法を暫定的に説明します。
 続報に期待してください。
・「EISEI」(7.7)がインストールできない場合、アンチウイルスソフトを一時的に
 停止し、インストールしてみてください。
・インストールできた「EISEI」(7.7)が稼働しない場合、別表のような操作を参照してみてください。
 なお、「EISEI」(8.0)はほぼ開発を終え、Windows10の最新版対応などを含め関係者テスト中です。次のような新機能を可能にできる予定です。
・QGISへの出力機能
 →フリーのGISソフト(地理空間情報解析ソフト)であるQGISを起動し、現在アクティブな画像をQGIS上で表示します。行政界や海岸線などのベクターデータ、人口やその他統計値などの地図情報と組み合わせた解析を行うことができます。
・サムネイルを付けて保存機能
 →ファイルを保存するとともに、サムネイル(解像度を下げた縮小版画像)も作成します。サムネイル内には必要に応じて文字を記入することもでき、衛星画像の管理に便利です。
・Sentinel-2データの新形式(ファイル名が短縮された版)対応
・月や火星等での距離・面積の計算の修正(ファイルのSpheroidが認識されれば正しく動作)
・一部の処理(標高データ関連)で処理結果が表示されるまでの「しばらくお待ちください」の表示が無いためフリーズしたように見えることの修正
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