活動予定
活動日・期間 | 2011年06月18日 9:00-12:10 |
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開催場所 | 埼玉県 さいたま市 見沼~さいたま新都心 |
組織名 | さいたま支部 |
活動の概要・目的 | 天沼は大宮駅の東側、産業道路と芝川に挟まれた一帯の地域を指します。この辺りは見沼たんぼと大宮台地、そして奥深く入りこんだ浸食谷という変化に富んだ地形で、多様な生物がいたであろうことが推測されます。 今回は、まず、見沼の生き物を観察してみましょう。初夏のこの時期は植物が大きく成長する時期です。この地域には、私が知る限り見沼たんぼ最大のハッカの自生地があります。ハッカは古くからある日本のハーブです。シソ科の多年草で葉や茎を千切ると清涼感のあるスーッとした香りがします。これから夏にかけて小さな花を咲かせます。かつては当たり前のように湿地にありましたが、だいぶ少なくなってきました。また、合併記念公園、見沼見聞館、芝川は水鳥やトンボの宝庫です。 コースの後半は見沼の低地から大宮台地を切り裂いて用水を通した、昔の人たちの技術と想いに触れてみましょう。見沼が開発されて水田となったとき、その水を確保するために、全長70㎞もの見沼代用水がつくられました。それに合わせてそのコース上の小さな沼も水田になりました。今の埼京線与野本町近くの低地にも「鴻沼」という大きな沼がありました。与野の人たちはこの沼も水田にして多くの米を収穫したいと考えていましたが沼の代わりになる大量の水が必要です。しかし見沼代用水は大宮台地をはさんだ反対側にあります。しかし、諦めることなく、台地の侵食谷を生かして用水を掘削し、見沼代用水の水を分水して送ることに成功、与野に広い水田が開かれたのです。この「鴻沼用水」の取水口が天沼にあります。後半は用水をたどって見ましょう。意外にもさいたま新都心駅にたどり着きます。 自然環境と技術の結びつきによって昔の人たちは生活を向上させてきました。今は技術が大きく進んでいます。でも自然環境を無視しては、かえって生活を悪くするばかりです。身近な自然を知ることでこのことを今こそ考えてほしいと思っています。 |
事前準備物 その他留意点 |
交通費=大人約600円・こども約300円 雨具 |
出欠確認期限 | 2011年05月29日 |
参加費 | なし ※当分団に所属していない団員の参加費については、個別に、活動予定登録者または当分団情報連絡担当にお問い合わせください。 |
参加定員 | 制限なし |
活動分野 | 自然・動物 |
活動内容 | 観察・観測 |
保護者の同伴 | 必須 |
URL |
分団名 | さいたま支部 |
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分団の写真 | ![]() |
組織長(分団長など) | 杉山 豊冶 |
結団日 | 1987年8月1日 |
主な活動地域 | さいたま市宇宙劇場 |
主な活動施設 | さいたま市宇宙劇場 集会室 |
主な活動日 | 月2回程 |
PR | - |
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入団条件 | 小学1年生~高校3年生 |
連絡先TEL | 048-647-0011 |
連絡先FAX | 048-647-0066 |
所属組織に支払う 年会費 |
5,400円 |
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