分団活動報告
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今、大学生の宇宙開発が熱い!~パッション1:宇宙開発への第一歩~

報告日:2009年11月18日

活動詳細

活動日・期間 2009年11月15日 13:00-16:00
活動場所 神奈川県 慶應義塾大学 矢上キャンパス
http://www.st.keio.ac.jp/
参加者 総数:60名
 ・団員: 17名
 ・他分団員・本部所属団員: 0名
 ・体験入団者: 6名
 ・指導員: 5名
 ・保護者・その他: 32名
参加層(活動対象) 小学生、 中学生、 高校生
望ましい経験年数 特になし
活動総額 10,000円
活動形態 日帰り
食材・食品の取り扱い なし

活動分野・内容

活動分野 ・宇宙開発(ロケット・人工衛星など)
・工学一般(機械・ロボティクス・材料・電気など)
・コンピュータ関連
活動内容 ・工作
・実験
・講演
・体験・見学

活動の流れ

1.大学の宇宙開発紹介
 「宇宙開発は,学生には手の届かないものなのだろうか」という疑問からスタートし,大学生が行っている宇宙開発を紹介した.具体的には,CubeSatや相乗り衛星,CanSsat,ハイブリットロケットの開発について紹介した.
 大きさは違うけど,ホンモノの人工衛星やロケットと同じシステムを大学生が製作していることを説明した.


2.リーダーの研究室紹介・見学
 担当リーダーが行っている宇宙往還機の研究や宇宙開発活動(CANSAT,UNITEC-1)について紹介した.
 また,実際に研究室に行って,宇宙往還機や人工衛星の姿勢制御に使う実験機や,月面重力下における二足ロボットの実験装置などを見学した.

3.回路作成・GPS捕捉実験
 低学年の団員は,リモコンの赤外線を受信してLEDを光らせる電子回路を製作した.高学年の団員は,実際に宇宙からGPSの電波を受信するための電子回路を製作した.
 赤外線天文衛星「あかり」やGPS衛星の話を,2008年11月例会の話と絡めて説明し,宇宙とのつながりを強調した.
 赤外線受信回路では,リモコンの種類やボタンによってLEDの光り方が違うことを確認した.身近なゲーム機にも赤外線が使われていることを発見した団員もいた.
 また,高学年の団員が製作した電子回路を用いてGPSとPCを接続し,宇宙からの電波をキャッチすることで,自分たちの位置を確認した.

活動の留意点・安全対策

・パーツが細かく,尖っているので十分に注意する.
・電池の取り扱いに気をつける.

活動使用教材

・自作PPT資料
・自作回路製作図
・回路製作セット一式
 (ブレッドボード,赤外線受信機,LED,
  RS232インターフェースIC,電池BOX,電池等)

活動アイディア&材料集めの情報・ヒント

宇宙教育指導者セミナー教材
「赤外線リモコンの信号を受信する」
厚木分団 林正之

参加者からの主な感想

主に以下のような感想を頂いた.
(例会終了後のアンケートの感想を一部抜粋した.)

・研究室の見学でホンモノに触れることができて良かった.
・電子回路をつくるのが面白かった.
・実際の電波を受信する様子を見ることができ良かった.
・身の回りで他に赤外線が使われているものを知りたい.
・GPSの仕組みについてもっと知りたい.
・リーダーが何事にも熱く一生懸命な様子が伝わってきた.見習いたい.

活動に関する反省点・改善点

 例会終了後のミーティングを踏まえ,反省点として以下の点が挙げられる.
 ・持ち帰り用の袋
 (細かいパーツがあるにも関わらず,持ち帰り用の袋を用意していなかった.)
 ・研究室見学の時間差
 (3グループに分かれて見学したが,グループにより時間差が生じてしまった.)

 初めての例会担当であり,準備や当日の進め方などで戸惑いがあったが,分団長や他のリーダーの協力のおかげで無事に例会を終えることができた.
 内容の分量は多かったと思うが,大学生でやっていることを伝えることができ,子どもたちの心に「もっと知りたい」,「大学生になったらこんなことやりたい」という火をつけることができたのではないかと思う.

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分団情報

分団名 横浜分団
分団の写真
組織長(分団長など) 竹前 俊昭
結団日 1988年2月4日
主な活動地域 横浜市/相模原市
主な活動施設 横浜市内の青少年育成施設/JAXA相模原
主な活動日 原則毎月第3日曜日
PR 問合せメール(事務局 藤島):fujisan724@gmail.com
ホームページ・
SNSなど
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入団条件 特になし
連絡先TEL 090-1762-0920
連絡先FAX ---
所属組織に支払う
年会費
3,000円/年
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