モデルロケット試射会(11月例会）

活動詳細

活動分野・内容

活動の流れ

　　相模川河川敷にてモデルロケットの試射会を実施しました。
　　準備として、朝早くからリーダーやお手伝いの方が集まり、河川敷の広い場所の草取りを行い、会場を整備しました。
　　試射会は「団員の部」、「体験・家族・大人の部」の2部門に分けて行いました。「団員の部」は19機、「体験者・家族・大人の部」は7機エントリーしました。インフルエンザ等の流行から直前に欠席連絡をいただいた方が多かったのが残念でした。
　　機体は10月例会で作成したものを使用しました。ノーズコーン、尾翼、パラシュートの素材やアレンジを自由とし、10月例会後にさらに工夫を凝らしてきた機体も見られました。
　　まず、毎年ご指導いただいている塩田さんのもと、打ち上げ順に機体の準備に取り掛かりました。モデルロケット本体の上からﾘｶﾊﾞﾘｰﾜﾃﾞｨﾝｸﾞ（不燃紙）（4枚ずつ）を軽く押し込み、折りたたんだパラシュートを本体に入れ、ノーズコーンをかぶせました。
次に、本体下にエンジン（A8-3）をセットし、イグナイター、イグナイタープラグを取り付けました。
　　用意した4台のランチャーに順番に機体をセットし、塩田さんの合図で皆でカウントダウンし、1機ずつ真上に発射しました。1機につき2回発射しました。発射後の滞空時間の長さを計測しました。パラシュートがきれいに開いた機体は半分程度でしたが、開き方がよい機体が記録を出しました。
　　最後にデモンストレーションとして、塩田さんが作成したH3ロケットの形をしたモデルロケットを打ち上げ、会場は大いに盛り上がりました。
　　その後、滞空時間が長かった団員とご家族を表彰しました。
「団員の部」1位Kさん28.91秒　2位0さん23.97秒　3位Tさん23.80秒　
「体験・家族・大人の部」1位Tさん32.99秒　2位Sさん28.44秒
　　表彰時には、成績優秀者からコツを発表していただきました。パラシュートの工夫、たたみ方の工夫、ていねいな製作、機体の工夫など、どれも参考になる内容でした。また、「塩田賞」として、きれいに装飾した機体や、工夫した機体などにも景品授与を行いました。

活動の留意点・安全対策

河川敷は石が多く怪我のないよう注意。
発射時の事故防止のため安全確認の徹底。
立ち入り禁止ゾーンの線引き。
近隣にいた部外者への事前声掛け。

活動使用教材

自作モデルロケット（10月例会作成）、
エンジン（Ａ8-3）イグナイター、イグナイタープラグ、リカバリーワディング(不燃紙)
ランチャー（4台）

活動アイディア＆材料集めの情報・ヒント

参加者からの主な感想

・自分なりに工夫して制作し、まずまずな成績でした。何年か参加してきた成果です。成績優秀者の工夫点が聞けたことがよかったです。(小6)
・パラシュートが開くよう次回工夫します。ロケットが飛んで行くのは楽しかったです。(小1)
・自分は今回かなり自信があったのに実際に飛ばしてみたら、1回目は翼が曲がっていてうまく上に飛びませんでした。2回目はその羽をしっかりと治してから挑戦したのですがパラシュートを強く入れすぎてロケットの逆噴射でノーズコーンに突き刺さってうまくパラシュートが出て来ませんでした。来年はこの反省を生かしていいロケットを作りたいです。(中2)
・モデルロケットは、作る時にフィンを削ったことで軽くなり、より高く飛ぶと考えていました。しかしフィンを削ることで姿勢が制御できなくなり真っ直ぐ飛ばなかった。毎回の例会で何かしらの実験をしていたおかげもあり、パラシュートは2回とも開き今までの経験が生きたのはとても良かったと思います。(中2)
・パラシュートが思い描いたように完全には開かなかったので、来年はもうちょっと頑張りたいです。(小1)
・今回は特にパラシュートを工夫してやってみた(空気の通り道ができるように中央に小さい穴を開けてみたり素材をいつもと違うのにしてみたりした)が、本番は2回ともパラシュートが開かず、検証ができなくて残念だった。だけど、その原因がパラシュートの入れ方だと学べたので、この失敗を次に活かしたいです。(小6)
・次回は、またパラシュートの材質を黒に戻したいです。やわらかくて開きやすいと思うから。(小3)
・毎年楽しみにしていて、パラシュートの大きさと素材も工夫しました！(小6)
・皆さん、それぞれに違った工夫がされていて、試行錯誤を繰り返したりして、よく考えてるなぁとしきりに関心しました。デザイン的もいろいろな個性が出ていて、見ていて楽しかったです。(保護者)
・パラシュートの滞空時間だけでなく、色々な賞を作り、子供がロケットの工夫をアピールするような声かけしてくださったことが特に良いなと感じました。(保護者)

活動に関する反省点・改善点

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