分団活動報告
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人工衛星はどんな『ことば』をつかうのかな?

報告日:2025年09月15日

活動詳細

活動日・期間 2025年09月13日 09:00-11:00
活動場所 石川県 金沢市立泉野小学校
https://kanazawa.schoolweb.ne.jp/1710009/page/frm63647ccf...
参加者 総数:6名
 ・団員: 0名
 ・他分団員・本部所属団員: 0名
 ・体験入団者: 0名
 ・指導員: 6名
 ・保護者・その他: 0名
参加層(活動対象) 小学生、 中学生、 高校生
望ましい経験年数 特になし
活動総額 0円
活動形態 日帰り
食材・食品の取り扱い なし

活動分野・内容

活動分野 ・宇宙開発(ロケット・人工衛星など)
・宇宙飛行士・宇宙での生活
・科学一般(物理・化学・地学など)
・工学一般(機械・ロボティクス・材料・電気など)
・コンピュータ関連
活動内容 ・実験
・講演
・座学・学習
・体験・見学

活動の流れ

 活動のねらい等は開催案内に記載。

0.リーダーブリーフィング
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1.分団長挨拶(田口分団長)
2.講師紹介(加藤副支部長)
3.「人工衛星はどんな『ことば』をつかうのかな?」WS
 講師:莊司泰弘 (金沢大学理工研究域先端宇宙理工学研究センター 准教授)
 3-1)講義
    人工衛星のなか、外に対して、通信はどう行われているのだろう?
    ・金沢大学衛星こよう、について
    ・情報ってなんだろう
    ・誰がやりとりしてるんだろう
    ・どうやってやりとりしてるんだろう
      ・チームワークに大切なもの…コミュニケーション
      ・人工衛星の中をみてみよう
      ・片手で数えられる数はいくつ? 10進数と2進数を実際に手を使って体験してみよう 
        実際に指を折って計算してみた
      ・情報…信号を送るしくみ(デジタル通信(シリアル通信))
        文字を二進数に置き換えてみた
      ・電気の代わりに音で伝えてみよう
      ・実際に文字を音で送受信してみよう
       音のあるなしを一定のペースで(メトロノームのリズムに合わせて)送って、受信してみた。
      ・電波で送信するために(音の高さを変える)
        高低二つの音(音程の異なる二つの金属容器を叩いて)で送信してみた。
      ・画像の送信方法(FAXの原理)実際に聞き取って、画像を受信してみよう
       実際に音のあるなしで画像を送受信してみた。
      ・文字送信の工夫(ASCIIコード)
    ・人工衛星の通信について(まとめ)


4.来月の活動(土井宇宙飛行士講演会)について
5.まとめ(清水副分団長)
6.おわりの挨拶
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7.リーダーブリーフィング

活動の留意点・安全対策

・今回は熱中症予防のため、普段の活動場所である理科室ではなく、エアコンのある図書室で実施した。
・活動について、今回は刃物などを使用しないため、特に安全上の配慮を必要とする内容、箇所はなかった。

活動使用教材

・講義スライド(莊司先生自作教材)
・音を発するための金属容器
・音程をかえるためのネオジム磁石
・文字を信号、音声にかえる または信号を文字に置き換える作業を行うためのワークシート
・画像送受信、変換用ワークシート

活動アイディア&材料集めの情報・ヒント

・今回は莊司先生のオリジナル教材を使用した。

参加者からの主な感想

・さいしょはなにがなんだかわからなかったけれど、だんだんわかってきて良かったです。指で数を表すときに、沢山の数を表すことができて嬉しかった。数で文字を表すことができるとわかってすごいと思った。家族にも教えてあげたいです。
・手や音で情報を送ったり受け取ったりするのは難しかったけれどとても楽しかった。
・人工衛星には沢山の機能、役割分担があるのにも驚いた。いろんな送信のし型があることが体験できて良かった。
・機械が良く0と1だけで通信しているとは知っていたけれど、具体的にわかって良かったです。画像が0と1だけで送信できること、人工衛星の中には沢山の頭脳があることがわかって驚きました。
・人工衛星のことには興味を持っていたけれど、中の通信のしくみや地上との通信のしくみなど、沢山の通信をしていることがわかって良かった。
/自分は片手で5つしか数えられないと思っていたけれど、最大31まで数えられると知って驚いた。
・メールやWebも0と1だけで通信できると学んで驚いた。
・今回の内容は、学校の情報の授業で学んだことを体を使って実践でき、頭だけで理解していたことを実際に使うところを知れて良かった。このデータ量を送受信できる技術を作った人がすごいと思った。

活動に関する反省点・改善点

・小学校4年生にはやや難しい内容があったが、なんとか実施できた。より体験活動を増やして、実施できると良かった。
・小学生向きには、ゲームなどを組み合わせて実験できると、より多くの子どもがのめり込んで参加できたのではないか。
・作り直して中学校、高校の情報の教材に是非してほしい。

PHOTO

分団情報

分団名 金沢南ディスカバリー分団
分団の写真
組織長(分団長など) 田口 裕人
結団日 1995年7月22日
主な活動地域 金沢市
主な活動施設 キゴ山天体観察センター
主な活動日 ---
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ホームページ・
SNSなど
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入団条件 金沢市在住
連絡先TEL 076-229-1141
連絡先FAX 076-229-2511
所属組織に支払う
年会費
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