分団活動報告
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宇宙旅行を企画しよう  続編

報告日:2024年08月28日

活動詳細

活動日・期間 2024年08月24日 10時から
活動場所 福岡県 北九州市戸畑区
参加者 総数:32名
 ・団員: 8名
 ・他分団員・本部所属団員: 3名
 ・体験入団者: 7名
 ・指導員: 2名
 ・保護者・その他: 12名
参加層(活動対象) 未就学児、 小学生、 中学生、 高校生、 大学生以上・成人
望ましい経験年数 特になし
活動総額 0円
活動形態 日帰り
食材・食品の取り扱い なし

活動分野・内容

活動分野 ・宇宙開発(ロケット・人工衛星など)
・科学一般(物理・化学・地学など)
・宇宙科学・天体
・工学一般(機械・ロボティクス・材料・電気など)
・コンピュータ関連
・社会貢献・社会奉仕
・新たなる挑戦・地球型惑星を目指して
活動内容 ・創作
・講演
・交流
・観察・観測
・調査・分析
・座学・学習
・体験・見学

活動の流れ

九州工業大学見学     &八女分団から3名参加
9時15分集合 ミーティング
9時40分から見学
11時40分解散

小型衛星見学
試験設備見学
先生方の宇宙の説明。

活動の留意点・安全対策

小学校6年生の感想です。
今日は九州工業大学の衛星に関する設備の見学に行きました。
九工大の中にチャンバー(真空にしたり、低い温度にしたり、高温にしたりする装置)が3つあるなんて知らなかったし、驚きました。
キューブサットは宇宙で秒速7kmで地球を回っていて、太陽が当たると200℃地球の裏側では  -100℃になるそうです。
テスト装置は一番大きなチャンパーは液体窒素を使って中の箱を−100℃くらいまで冷やせるけど、隣にある小型のチャンバーは金属と電気で冷やしていて−30℃くらいまでしか冷えないと聞いてテスト手法の違いで下げれる温度が違うということも知れたし、液体窒素はすごいなと思いました。
電気で冷やすチャンパーは発展途上国の留学生が帰国した後、母国で使えるような機械なのだそうです。電気があれば使えるから。発展途上国では液体窒素を取り扱う環境が難しいそうです。
他にも、衛星が振動に耐えられるかを調べる機械も見学しました。
クリーンルームは、衛星を組み立てるところで、例えば衛星のカメラに服の繊維や髪の毛や人間の手の油が付くと観測する時にうまく撮れなくなるので、白衣着て帽子つけて手袋して作業するそうです。部屋には段ボールを持ち込んではいけない決まりもあるそうです。

超小型衛星試験センターの机に茶色いテープがありました。セロファンみたいに薄いものでした。絶縁体で350度まで耐えられる接着テープでした。疑問がわいたので見学の後、和田さんに質問しました。茶色いテープはポリイミドという茶色い薄いシートの接着剤で例えば、衛星の周りを保護するサーマルブランケット(金色のシート)等を剥がれないように接着するのに使用されているものだそうです。ポリイミド樹脂が出来たので宇宙材料が発展したそうです。和田さんが開発した材料は耐熱を持たせ宇宙環境で劣化しないように自己修復性を持たせたので、「低軌道衛星つばめ」に採用されて成功したのだそうです。すごいなと思いました。

今日のこの見学を通して僕は衛星のことが最初の60倍くらい好きになりました。
今日見てきた設備を実際に使ってみたいと思いました。
解散の後に教授たちから「ラズベリーパイ」をやってみたら良いと言われたのでやってみたいなと思いました。

活動使用教材

小学校6年生の感謝です。
九州工業大学の先生方々へ
今日は大学内を案内してくれたり、僕の質問に答えたりしていただき、ありがとうございました。
教授の方々やお兄さんお姉さんが優しく、詳しく教えてくれて嬉しかったです。一番心に残ったのはチャンバーで最初は大きなものしか無いと思っていたけど実際には小さなものもあるということを知ったことです。
日本のほとんどの小型衛星のテストを九州工業大学でしてすごいと思いました。
今日の体験で、九州工業大学で人工衛星についてもっと学びたいなと思いました。
お忙しいところ僕たちのためにありがとうございました。

活動アイディア&材料集めの情報・ヒント

子供たちの目標が少しでも役に立てば幸いです。

参加者からの主な感想

子供たちの感想
〇小学校以外の学校に行くのは初めてで、色々勉強になりました。
〇(小2)大学に入るのが初めてだったので緊張したけど楽しかったです。衝撃試験や振動試験の音がすごいなと思った。
〇(小4)小型衛星の耐熱試験をしていて、110℃からマイナス100℃までの試験だったが、実際は60℃からマイナス20℃くらいにしか温度変化しないと聞いて驚いた。宇宙空間なので、数百度くらいの温度になると、はじめは思っていたので。自分も超小型衛星をとばしてみたいと思った。自分は、効率的な太陽光パネルを作って、それを搭載したい。充実した見学会で、楽しかった
〇(小1)超小型衛星を計画段階から実際に飛ばすまでに何年かかかり、大学1年生から関わったものが、卒業までにとばせるかどうかと聞いて、驚いた
学生の山下さんがわかりやすく教えてくれた
〇(小3)今回の見学で一番びっくりしたのは振動でネジが外れないようにする検査です。また人工衛星をつくっている部屋に段ボールを持っていてはいけないとしって驚きました。
〇(中1)今回の見学で驚いたのは温度や真空の状態でも問題ないか確認する検査する装置で3台ちがう大きさのものがあったのでおどろきました。また置いてあった工具も家にあるのとサイズがちがうからより正確な検査が必要何だと思いました。
〇(小3)難しくて分からない事が多かったけど、打ち上げる前には衝撃のテストと振動のテストが必要な事が分かりました。
衝撃のテストでぶつける重りは、持てない重さかと思ったけど持つことができました。触ることが出来て嬉しかったです。
〇(小4)大学は広くてビルばかりでびっくりしました。ここで勉強が出来たらいいなと思いました。人工衛星の小さな小型衛星が見れて役に立ってることが嬉しかったです。ぼくも作ってみたいと思いました。
〇(小3)小型衛星を見てテスト装置を見てJAXAと同じ試験が出来ると聞いてびっくりしました。
また、来たいです。
〇(小6)九工大に来たのは初めてです。説明を聞いてびっくりすることが一杯ありました。
 衛星のモデルが一杯あって日本の小型衛星を試験して宇宙で飛ばすことでそれぞれ目的があって僕も作りたいなと思いました。

活動に関する反省点・改善点

保護者から
〇実際の見学会が企画でき、重要性を肌で感じました。大人も子供も勉強になる2時間だったと思います。
〇九工大があんなに人工衛星を打ち上げているのは知りませんでしたし(超小型人工衛星の打ち上げ数、7年連続世界一 !打ち上げ数10年で29基!など)学生さん達がチームで人工衛星の製作から役所の手続きまで打ち上げの全て行っているのも驚きでした。
実験設備も間近で見学でき、実際に人工衛星に使われる絶縁テープに触ったり子供達も楽しんでいて、すごかった‼️と感動していました。
〇29日の衛星放出のYouTubeも家族で楽しみにしています
日本でも数少ない試験場を見る事は、子供には少し難しかったようですが、この先の糧になるかと思います。
〇先生方にはどんな質問にもとても丁寧に説明して頂き、人工衛星がより身近に感じられました。衛星を打ち上げるだけではなく、使用期限が来た衛星をスペースデブリにならないよう対策されているのも印象的でした。参加させて頂き本当にありがとうございました

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分団情報

分団名 北九州市分団
分団の写真
組織長(分団長など) 和田 幸裕
結団日 2011年4月3日
主な活動地域 北九州市八幡西区&施設 自然体験場北緯33°48  東経130°38
主な活動施設 私設 自然体験学習場  (ワイヤースライダー・シーソー・竹ソリ・網登り・沢遊び・ターザンごっこ・宇宙遊覧車等・火遊び・自然工作当自由に遊びます)
ZOOMによるネット宇宙講座を適時案内開設しています。(高藤リーダー英語と日本語で)
(福岡県アンビシャス活動・八幡西区 八枝市民センター)
主な活動日 第2日曜日13時から夕暮れ & 第4金曜日 20時からバイリンガル
PR 幼小家族を対象に自然の中での親子で科学する体験学習。(遠方から参加されています。)
自ら考え遊びを通した物づくり体験。見たもの全てが遊び物 見て確認それから考えて楽しもう!挑戦人になろう!人間力の向上。自然と科学と宇宙を融合した遊び教育体験を目標 新たなる挑戦・地球型惑星を目指して
元JAXA共同研究者(サーマルブランケット)
参加自由です。
ホームページ・
SNSなど
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入団条件 幼少期に遊び体験することで成長期に大切な知恵や知識の高揚に役立ちます。
親子家族で参加していろいろなことを体験できる環境で活動します。
私設 自然体験学習場へは車で来てください。
コロナ禍発症から少年団活動をZOOMで開始。宇宙好きになるおはなし会を開催し
宇宙飛行士の卵ちゃんを育成する活動です。
北九州市分団は体験することで知恵を育てる体験活動を推進しています。
連絡先TEL 090-8405-1815
連絡先FAX ---
所属組織に支払う
年会費
活動会費は無料。(YAC本部の年会費のみ)
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