分団活動報告
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「こま」で宇宙を理解しよう!

報告日:2024年04月02日

活動詳細

活動日・期間 2024年01月20日 09:00-11:00
活動場所 石川県 金沢市立泉野小学校
http://cms.kanazawa-city.ed.jp/izumino-e/
参加者 総数:39名
 ・団員: 33名
 ・他分団員・本部所属団員: 0名
 ・体験入団者: 0名
 ・指導員: 6名
 ・保護者・その他: 0名
参加層(活動対象) 小学生、 中学生、 高校生、 大学生以上・成人
望ましい経験年数 特になし
活動総額 0円
活動形態 日帰り
食材・食品の取り扱い なし

活動分野・内容

活動分野 ・宇宙開発(ロケット・人工衛星など)
・科学一般(物理・化学・地学など)
・宇宙科学・天体
・工学一般(機械・ロボティクス・材料・電気など)
・新たなる挑戦・地球型惑星を目指して
活動内容 ・工作
・実験
・講演

活動の流れ

・はじめのあいさつ
・清水副分団長のおはなし(SLIMについて)
・講座「こまで宇宙を理解しよう~金沢大学衛星こようとこまの不思議な関係」
  講師:莊司泰弘先生(金沢大学先端宇宙理工学研究センター)
 第一部
 ・金沢大学衛星「こよう」について(講義)
  ・打ち上げの映像を用いて説明
  ・昨年度活動(厚紙による衛星モデル作成)につなげて
  ・こようの役割(X線突発天体監視速報衛星、製作、打ち上げ、運用各プロセスでの学生の実習・実践力向上など)
  ・こようの製作過程・搬出・打ち上げのプロセス
  ・こようの軌道について
  ・こようとの通信、運用の体制について(具体的な動画による解説)
  ・これからの取組について(運用と研究、2号機?について等)
 第二部
  ・衛星の中の「コマ」について知り、実験してみよう
  ・マクスウェルのこまをつくってみよう
  
・田口分団長からのお話
・来月の予定について

-------------------以下、1月活動案内文より抜粋
 皆さんは、お正月など「こま」で遊んだことはありますか。この「こま」、実は人工衛星の姿勢制御で重要な役割を果たしています。他にも、身の回りを見渡してみると、「こま」の力を使っているものがたくさんあります。地球上の空気の動きや、より大きな天体の運動も、「こま」で考えたり、説明できたりします。今回は実際に「こま」をつくって、「こま」のように回転して運動するものについて学び、考えてみましょう。

 1 月活動は、金沢大学先端宇宙理工学研究センターの莊司泰弘先生に担当いただきます。莊司先生には昨年9 月の活動にもおいでいただき、金大X 線天体観測衛星「こよう」についてお話しいただき、みんなで実物大モデルを製作しました。「こよう」はちょうど活動のあった12月2 日に打ち上げ成功しました。そのお話もしてくださる予定です。

活動の留意点・安全対策

・工作ではさみなどを使用するため、安全に使用するための留意点について確認した。

活動使用教材

こまの原理を知るための教材

・ペットボトル(炭酸1.5l、及び350mlペットボトルなど)
・ビニルテープ
・ボルトなど

活動アイディア&材料集めの情報・ヒント

以下のサイトなどを参照し、より準備しやすいものを用い、工作しやすくするなど改良して使用した。(莊司先生による改良と準備)
https://site.ngk.co.jp/lab/no102/

参加者からの主な感想

・こまが人工衛星に使われていると知ってびっくりした。人工衛星のコマはどのように回っているのか調べてみたいと思った。
・コマをつくるのが難しく、時間がかかった。爪ナットを付けるのが難しかった。家で完成させたい。
・金沢大学の先生のお話も聞けたし、コマ作りも楽しかったです。
・身近なコマが人工衛星に使われているとは驚いた。おととしの活動でつくった部品がコマだとしり、さらに理解が深まった。コマは美味く調整するとぶれずにまわるので、人工衛星を安定させる役割があるのではないかと考えた。また、人工生成と通信する実際の様子を見て、命令の方法等をさらに詳しく知りたいと思った。
・普通のコマと違って軸の長さを調節できるのが面白かった。
・コマを使って見て回したときに安定し、きれいに廻ったので、このジャイロ効果を利用してリアクションホイールで衛星を安定させているというのが見えてきた。家で調べてみようと思う。
・先生のお話もとても興味深く、昨年度につくった模型のホンモノが、宇宙に行って実際に通信などを行っていると知り、感銘を受けた。コマも軸の長さによって回り方などが異なることがわかり、さらに疑問を持ちました。他のコマなどについても調べてみたいです。
・気象衛星ひまわり1~5号がコマのようになっていてびっくりしました。

活動に関する反省点・改善点

・内容が多く、工作を時間内に終えることが難しい参加者が生じた。
・小学生でもできる様に、使う部品を見直したが、それでも難しい部分があった。もう少し時間を確保できれば落ち着いて自力で取り組むことができたかも知れない。

PHOTO

分団情報

分団名 金沢南ディスカバリー分団
分団の写真
組織長(分団長など) 田口 裕人
結団日 1995年7月22日
主な活動地域 金沢市
主な活動施設 キゴ山天体観察センター
主な活動日 ---
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ホームページ・
SNSなど
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入団条件 金沢市在住
連絡先TEL 076-229-1141
連絡先FAX 076-229-2511
所属組織に支払う
年会費
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