分団活動報告
Loading...

地球型惑星実験~二酸化炭素は悪者か?二酸化炭素発生実験と二酸化炭素料理体験

報告日:2024年01月19日

活動詳細

活動日・期間 2023年12月02日 09:00-11:00
活動場所 石川県 金沢市立泉野小学校
http://cms.kanazawa-city.ed.jp/izumino-e/
参加者 総数:37名
 ・団員: 30名
 ・他分団員・本部所属団員: 0名
 ・体験入団者: 0名
 ・指導員: 7名
 ・保護者・その他: 0名
参加層(活動対象) 小学生、 中学生、 高校生、 大学生以上・成人
望ましい経験年数 特になし
活動総額 0円
活動形態 日帰り
食材・食品の取り扱い あり

活動分野・内容

活動分野 ・宇宙飛行士・宇宙での生活
・科学一般(物理・化学・地学など)
・環境
・新たなる挑戦・地球型惑星を目指して
活動内容 ・実験
・調査・分析
・座学・学習
・体験・見学

活動の流れ

1)分団長あいさつ
2)二酸化炭素のよいところ、わるいところについて、気づいたことをワークシートにブレインストーミングで書き出す。(個人) →なかなか書き出せない子供に対し、各班のリーダーが問いかけ、グループの仲間と少し話すなどして、ヒントを得て、自分の考えを書くことができるように促した。
3)書き出したことをグループで少し交流。(グループ)
4)団員全体で交流し、キーワードを板書し、情報を整理する。(全体)
 →できるだけ、多くの子供の多様な考えを引き出すように留意する。
 →他の人の考えなどを聞きながら、ペンの色を変えてさらに追記する子供もいた。(そのように促す)
5)発泡入浴剤を使って発泡したり溶け込む様子を見たり、触ったりして観察。
  →料理などでの重曹の役割等も考える。
6)クエン酸、重曹を使って吸熱反応を観察。
7)ドライアイスの大きな塊を用意→水の中に入れたり、机の上をホバーさせるなどして観察。
8)ドライアイスを使って、アイスクリームをつくり、試食
  アイスクリームを食べられない参加者には、果汁のジュースを用意し、炭酸飲料化する実験を体験してもらった。
9)感想交流、活動まとめ記入
10)副分団長のおはなし
終了、解散

活動の留意点・安全対策

1)安全について留意すべき事項がそれぞれの実験であるため、実際に実験を始める際に確認しながら進めた。
2)手順などに留意すべき事柄がある際に、タブレットのカメラを使い、大型モニタに映して手順等を視覚的に確認のうえ、各グループで作業を進めさせた。
3)換気と室温に留意しながら、活動を進めた。
4)アレルギー(牛乳、卵)を持つ参加者に留意し、ジュースを別途用意して、そちらで実験し、楽しめるようにした。

活動使用教材

・タブレット型の発泡入浴剤
・重曹、クエン酸
・ドライアイス
・アイスクリームの原材料(牛乳、卵、砂糖、バニラエッセンス)

活動アイディア&材料集めの情報・ヒント

参加者からの主な感想

・ぼくはさいしょはにさんかたんそは悪いものだと思っていたけれど、この活動をして二さんかたんそのいいめんもしることができました。
・二酸化炭素が悪いものでもあり、いい物でもあることを知りました。二酸化炭素はもしかすると地球に優しいものかも知れないと考えました。
・見て、食べて二酸化炭素、シュワシュワを感じれて良かったです。CO2は「つめたい」「シュワシュワ」が一番共通して感じれました。
・二酸化炭素について知らなかったこと、役に立つ面がわかって良かったです。また、他の気体についてももっと知りたいです。→CO2はちょうど良い量が良い。
・いろんな二酸化炭素を知った。特にアイスクリームを作るときに作れるかな、と思ったけど、できた。(入浴剤商品名)のシュワシュワ二酸化炭素と知らなかった。
・学校で学んだ子と意外にも、身近な様々な場面でCO2が利用されていると知り、見方が変わった。二酸化炭素そのものが悪いのではなく、それを排出しすぎた人間の問題と改めて考えさせられた。
・二酸化炭素は薬と毒みたいな感じだと思った。適切な量だとよいのですが。
・~実際にこうやって実験をしたり、話を共有すると、改めて沢山のことに使われていることがわかった。入浴剤は体を温めるものだが、吸熱反応でも似たような材料で、どういう所が違って暖かくなったり詰めたくなったりするのか気になった。

活動に関する反省点・改善点

・コロナ禍で各教室に配備された二酸化炭素モニタの存在を忘れていたが、実際にドライアイスに近づけると最大値まで上がるなど、数値でも実感することができた。(きちんと動作していることが確認できて興味深かった)意図的に活用できたのではないかと考えた。
・参加者が従前より、多面的多角的に考え、それを表出できるようになっていることに驚いた。今後も考え、話し合い、まとめて書き出すような場面を活動の中に埋め込んでいきたい。

PHOTO

分団情報

分団名 金沢南ディスカバリー分団
分団の写真
組織長(分団長など) 田口 裕人
結団日 1995年7月22日
主な活動地域 金沢市
主な活動施設 キゴ山天体観察センター
主な活動日 ---
PR ---
ホームページ・
SNSなど
---
入団条件 金沢市在住
連絡先TEL 076-229-1141
連絡先FAX 076-229-2511
所属組織に支払う
年会費
---
お問い合わせ お問い合わせはこちら
ページ先頭へ