分団活動報告
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炎色反応と地球の大きさを測る実験(9月例会)

報告日:2009年09月22日

活動詳細

活動日・期間 2009年09月19日 10:00-14:00
活動場所 神奈川県 相模川自然の村・ビレッジ若あゆ
参加者 総数:45名
 ・団員: 14名
 ・他分団員・本部所属団員: 0名
 ・体験入団者: 4名
 ・指導員: 5名
 ・保護者・その他: 22名
参加層(活動対象) 未就学児、 小学生、 中学生
望ましい経験年数 特になし
活動総額 32,000円
活動形態 日帰り
食材・食品の取り扱い なし

活動分野・内容

活動分野 ・宇宙開発(ロケット・人工衛星など)
・科学一般(物理・化学・地学など)
活動内容 ・実験
・観察・観測

活動の流れ

午前九時半過ぎに集まって受け付けを開始、10時から入村式を行って今日の実験を開始しました。午前中の実験は金属の塩類の種類によって炎の色が変わる炎色反応の実験で、簡単な説明の後、全員バーベキュー場に移動し、まず中学生団員たちが塩化ナトリウムなどの塩類を水で溶かして実験の準備しました。
学校の授業と違って、ここはバーベキュー場ですから、思い切って大きい炎で実験できます。金属のお皿に食塩の溶液とアルコールを入れて火を付けると黄色の炎が出ます。違う塩類を入れると黄色、赤、緑、薄い青色などいろいろな色を出して燃えました。特に塩化リチュウムの出す赤色は見事でした。ホウ酸も緑色のきれいな炎を出して燃えました。これが花火の色を出す原理です。
昼食の後、午後からは巻き尺で地球の大きさを測る実験をしました。今日はGPS(全地球測位システム)という器械を使いますので、先ずこの器械のことや、地球上の位置を示す緯度と経度のことを勉強しました。それからみんなで10分くらい歩いて自然の村公園に移動しました。公園に着いてから南北にまっすぐに歩けるところを探して、スタート地点を決めます。その場所の緯度と経度を記録したのち、一人ずつGPSを手で持って、画面に出ている経度の値が変わらないように北、又は南に向かって歩きます。数十メートル歩いたところで止まってその位置での緯度を記録します。それからスタート地点からの距離を巻き尺で測りました。
2台のGPSを使って交代で全員が実験したのち、再び若あゆに引き返して計算しました。
まず中学生団員が公式を考えて黒板に書き、それに先ほど計った値を入れて電卓で計算してもらいました。結果はほとんどの子供が3万8千キロから4万キロくらいの値を出しました。正解は4万キロなので、よく数値が正確に出せたものと、感心しました。
最後に長谷川リーダーから紀元前の時代に昔の人がどうやって地球の大きさを測ったか、今の1メートルという長さは地球の大きさから決めたこと、そして断面がHの形をした基準の物差しが世界中の国々にあることなどの話を聞きました。

活動の留意点・安全対策

活動使用教材

燃料用アルコール、食塩、塩化リチウムなどの塩類、試薬瓶、ステンレス製皿、チャッカマン、GPS、巻き尺、電卓

活動アイディア&材料集めの情報・ヒント

参加者からの主な感想

活動に関する反省点・改善点

PHOTO

分団情報

分団名 相模原分団
分団の写真
組織長(分団長など) 奥村 光弘
結団日 2001年9月9日
主な活動地域 神奈川県相模原市
主な活動施設 環境情報センター、総合学習センター、若あゆ、市民会館、橋本公民館、愛川ふれあいの村、三段の滝下広場など
主な活動日 第3日曜日
PR 子供はもちろん、大人でも楽しい宇宙や科学に関する実験や工作などを、澤井分団長中心に大体毎月第三日曜日に行なっています。なかなか家庭や学校では出来ない例会を企画していますので、持ち帰れる実験装置を製作した後は、保護者の皆様から家庭での実験報告が送られて来ます。ご興味のある方は、是非一度体験・見学に来て下さい!!!
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入団条件 育成会費(毎年4月に月300円×12ヶ月分をお振込み頂きます。年度の途中に入団の場合は、入団月から翌年の3月分まで頂きます。)の他に、例会内容によっては材料費など(500円位)を徴収させて頂く事もあります。保護者の参加も大歓迎です。お子様だけ参加の場合は例会会場までの送迎を、保護者の責任のもと宜しくお願いいたします。
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年会費
正団員(3600円)、家族団員(1200円)
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