報告日:2020年02月12日
活動日・期間 | 2020年02月08日 10:00~12:00 |
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活動場所 | 北海道 苫小牧市科学センター |
参加者 | 総数:19名 ・団員: 3名 ・他分団員・本部所属団員: 0名 ・体験入団者: 0名 ・指導員: 5名 ・保護者・その他: 11名 |
参加層(活動対象) | 未就学児、 小学生、 大学生以上・成人 |
望ましい経験年数 | 特になし |
活動総額 | 0円 |
活動形態 | 日帰り |
食材・食品の取り扱い | なし |
活動分野 | ・科学一般(物理・化学・地学など) ・工学一般(機械・ロボティクス・材料・電気など) |
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活動内容 | ・工作 ・座学・学習 |
① リードスイッチ(磁気センサー)とストロー回転子によるモーターの製作
ミシン用品の下糸ボビンを利用して空芯コイルを製作(エナメル線4m)し、
ベース板の所定位置(印刷済み)へ、コイル、軸受け、リードスィッチなどを
取り付ける。最後に回転子(ストローの両端にネオジム磁石を押し込んだもの)
を軸(ピン)にはめ込む。
② 回転テストと調整
殆ど無調整で回るが、不具合などがあれば調整する。結果的には全員が
完動した。デモ用のバージョンアップ版ストローカー(回転子はバルサ製だが)
を走らせてみる。
③ 回転の仕組みを学習する。
一般のモーター回転原理と、今回のストローモーターの回転原理を学習する。
学習に当たっては参加者による発表もあってよかった。
全体的に華奢なつくりなので、荒い作業はできないし、特にエナメル線は絡まりやすい
ので注意する。コイル巻きはボビンにストローを通して持ち手として作業した。
注意事項が2点。軸ピンは頭部が平たんでないので、回転子をはめ込むとき以外は、
キャップを取り付けた。キャップは熱収縮チューブで自作。ネオジム磁石は強力なの
で、磁気カード類や医療器具類への影響、誤飲などの注意事項をテキストにも明記。
100均材料では、ボビン・エナメル線・スチロールパネル・虫ピン・爪楊枝など。
通販ではリードスィッチ(単価数十円)だが、教材・模型店でも市販(少し高めだが)。
回転子磁極がコイル直上に来た時にリードSWが入って回転方向に反発する動作を
繰り返すものだが、リードSWの許容電流は500ma以下程度なので単3が1本程度を
試用限度とし、停止状態の通電は厳禁である。良く回るが駆動力自体は弱いので、
これ自身では実用性はない(カラー円盤程度は回る)。デモ版ストローカーでは同じ
仕組みでいくつかの強力化をはかり、いくらか大型の自走カーを走らせて演示した。
主な強化点
・回転子を4極にした(バルサ材で十字形に)。
・2倍巻きコイルを2個使用し、鉄心(ビス)入りとした。これで吸引力も利用するが、反発への切り替えタイミングは少しシビアになる。
・トランジスタ1個をコイル駆動に使用した。それによりリードSW通過電流は
トランジスタの入力電流のみになり制限できる。コイル駆動電流は自由に設定
できる事になるので、単3を4本積み込んで自走可能になった。(ギリギリだが)
分団名 | 苫小牧分団 |
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分団の写真 | ![]() |
組織長(分団長など) | 藤島 豊久 |
結団日 | 1987年7月19日 |
主な活動地域 | 苫小牧市科学センター |
主な活動施設 | 苫小牧市科学センター |
主な活動日 | 毎月第二土曜日 |
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ホームページ・ SNSなど |
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入団条件 | 5歳以上 |
連絡先TEL | 0144-33-9158 |
連絡先FAX | 0144-33-9159 |
所属組織に支払う 年会費 |
0円 |
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