分団活動報告
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シンポジウム:天体の地球衝突問題にどう取り組むか2 参加

報告日:2017年10月02日

活動詳細

活動日・期間 2017年10月01日
活動場所 東京都 一橋大学 一橋講堂 特別会議室101,102,103
http://www.hit-u.ac.jp/hall/file/menu-016/file_01.pdf
参加者 総数:4名
 ・団員: 1名
 ・他分団員・本部所属団員: 1名
 ・体験入団者: 0名
 ・指導員: 1名
 ・保護者・その他: 1名
参加層(活動対象) 高校生、 大学生以上・成人
望ましい経験年数 特になし
活動総額 0円
活動形態 日帰り
食材・食品の取り扱い なし

活動分野・内容

活動分野 ・宇宙科学・天体
活動内容 ・講演

活動の流れ

「シンポジウム:天体の地球衝突問題にどう取り組むか2」に参加

 本年5月に、Planetary Defense Conference(PDC:地球防衛会議)を東京にて行いました。 20以上の国から200名を超える研究者が集まり、天体の地球衝突についての議論を行いました。 この会議では、研究発表だけでなく、東京に小惑星が衝突するという状況を設定して、 どのように対応すべきかシミュレーション的な議論もなされました。
 そして7月には、5年前に1週間だけ観測された小惑星 2012 TC4 が再度観測され、 この小惑星が10月12日に約4万4千kmまで地球に接近することが確認されました。 また、米国の探査機OSIRIS-RExが9月22日に地球スイングバイを行いましたが、 その観測キャンペーンが行われ多くの撮影がなされました。 (OSIRIS-RExは人工天体ですが、地球にニアミスする天体と見なすことができます。)

 このような状況を踏まえて、急遽、本シンポジウムを開催することになりました。 本シンポジウムは、本年の2月にPDCの準備として開催されました会合に続くものになります。 今回は、まずは直近の 2012 TC4 の地球接近観測に向けての議論を行います(第1部)。
次に、PDCでシミュレーション議論を行った内容について日本国内での議論を深めることを主な目的として、 PDCと同様な架空の天体衝突を設定してどう対応するのがよいのか、 参加者の皆さんで議論していただこうと思います。

活動の留意点・安全対策

【日 時】 2017年10月1日(日) 10:00〜18:30(開場 09:30
【場 所】 一橋大学 一橋講堂 特別会議室101,102,103
【主 催】 国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構 宇宙科学研究所 特定非営利活動法人 日本スペースガード協会
【協 力】 日本惑星協会、星空公団
【テーマ】
・2012 TC4の観測
・地球に衝突する天体が発見されたときの対応(シミュレーションとしての議論)
・OSIRIS-RExの地球スイングバイの観測
・地球近傍天体(人工天体も含む)の観測
・プラネタリー・ディフェンス(スペースガード)に関連したこと

活動使用教材

【プログラム】
10:00 開会 本シンポジウムの趣旨説明(吉川真)

■第1部 「2012 TC4やNEOの観測」
・10:10 2012 TC4の可視近赤外観測でわかること ○浦川聖太郎(日本スペースガード協会)
・10:35 北大1.6mピリカ望遠鏡による地球近傍小惑星2012 TC4の偏光観測 関口朋彦、○岡崎良(北海道教育大学)
・11:00 小型望遠鏡によるNEO探索システム ―その後の進捗―○柳沢俊史(JAXA)
・11:25 公開天文台を活用したNEO・探査機の観測 ○安田岳志(日本公開天文台協会/姫路科学館)
・11:50 地球近傍小惑星ファミリーの分光観測 阿部新助、○船橋和博(日本大学)

■第2部 『小惑星が地球衝突するときどう対応するか』
・13:30 プラネタリーディフェンスの基礎知識 吉川真(JAXA)
・14:00 仮想の天体衝突を想定した議論
ゲスト:
 山根一眞 氏(ノンフィクション作家・獨協大学特任教授)
 上坂浩光 氏(映画監督・CGアーティスト・天体写真家)
 岡山悠子 氏(日本科学未来館 科学コミュニケーター)
 谷口義明 氏(放送大学教授)
 渡部潤一 氏(国立天文台)
 山岡 均 氏(国立天文台広報室長)
・16:20 今後に向けた提言 チームJAXA NEO Survey Systemsの取り組み 黒田信介(JAXA) 日本スペースガード協会の構想(仮) 三輪田真(日本スペースガード協会)

活動アイディア&材料集めの情報・ヒント

参加者からの主な感想

 日頃から、青少年に対して宇宙教育のご指導をいただき、厚く御礼を申し上げます。
 たまご分団は「将来、宇宙、天文の仕事に就く」を目標に活動をしています。そのため「宇宙や天文の最前線で活躍されている一流の方々」に直接会うことにより「分団員が、宇宙人生、天文人生に進む、キッカケ作り」をさせていただいております。
 参加した分団員は、これからの人生のキッカケを掴んだかもしれません。

活動に関する反省点・改善点

PHOTO

分団情報

分団名 たまご分団
分団の写真
組織長(分団長など) 望月 銀子
結団日 1989年6月18日
主な活動地域 日本各地
主な活動施設 全宇宙、グローバルに活動します!

新型コロナ感染拡大防止対策のため、LINE通話を使用したオンライン活動(年6回位)
施設見学や取材など年2回(夏・冬or春)
LINEグループ有り。随時情報発信中
主な活動日 春休み・GW・夏休み・冬休み中心、LINEグループ&LINE通話
PR 宇宙人生を実現します!
「将来、宇宙天文の仕事に就くことを目標」に活動をしています。

中学生、高校生分団員の募集中・大学生リーダー募集中
リーダーの宇宙活動こそ宇宙教育。大学以上のレベルで独自活動を追及中。
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入団条件 分団長に連絡してください。(2022年4月~)
「将来、宇宙天文の仕事に就くことを目標」にしたい人
未成年は、保護者の同意が必要です。
活動は、自己責任、中学生までは、原則、保護者同伴をお願いしています。
連絡先TEL 090-1465-9032
連絡先FAX ---
所属組織に支払う
年会費
会費原則無し/交通費、通信費は各自の負荷
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