分団活動報告
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モノが「見える」ってどんなこと? ~人間の目、宇宙を見る目~

報告日:2009年05月18日

活動詳細

活動日・期間 2008年11月24日 13:00-15:30
活動場所 神奈川県 横浜市青少年育成センター(関内)
http://www.yokohama-youth.jp/
参加者 総数:28名
 ・団員: 0名
 ・他分団員・本部所属団員: 0名
 ・体験入団者: 1名
 ・指導員: 7名
 ・保護者・その他: 20名
参加層(活動対象) 小学生、 中学生
望ましい経験年数 特になし
活動総額 7,000円
活動形態 日帰り
食材・食品の取り扱い なし

活動分野・内容

活動分野 ・宇宙開発(ロケット・人工衛星など)
・科学一般(物理・化学・地学など)
・工学一般(機械・ロボティクス・材料・電気など)
活動内容 ・工作
・講演
・観察・観測

活動の流れ

1.波長の原理と立体視の原理

赤、青、黄色など、身の回りにある物体が持つ「色」という性質について解説した。具体的には、光の波長の種類について、および物体の表面での光の反射/吸収の原理について説明を行った。
 また、モノが立体的に見える仕組みについて解説した。具体的には、ヒトが目を2つ持っていることによる「両眼視差の原理」を通じて、奥行きを表現する「立体視の原理」について説明を行った。

2.3Dメガネの制作と実験

上述の解説に基づき、実際に両眼視差を体験することを目的として、映画館などアミューズメント施設で用いられる3Dメガネを制作した。
併せて、日本や世界の有名な建造物のアナグリフ画像を対象に、3Dメガネを通して見ることで立体視の原理を体感した。同時に、クイズ形式で建造物の名称や地名を紹介することで、世界の地名についての学習を深めた。

3.宇宙機搭載観測機器(立体視カメラ)についての解説

日常で体験している「立体視の原理」が宇宙工学の分野でどのように応用され、活用されているかについて解説した。具体的には、地球観測衛星「だいち」におけるパンクロマチック立体視センサ(PRISM)、月周回衛星「かぐや(SELENE)」の地形カメラについての紹介を行い、リモートセンシング技術についての理解を深めた。

4.関連トピックの紹介
全体の例会を通して、随所に本テーマに関連するトピックを紹介した。

 (1) いろいろな空の色について
 (2) 光学迷彩の紹介
 (3) 国立天文台 4次元デジタル宇宙プロジェクト「Mitaka」の紹介

活動の留意点・安全対策

・3Dメガネを製作する際には、はさみの使用に留意する。

活動使用教材

・自作PPT資料

活動アイディア&材料集めの情報・ヒント

・3Dメガネの赤青セロファンは Stereo eye http://www.stereoeye.jp/index_j.html より購入

・ クイズの画像は http://rittai.photo-web.cc/index.html の画像を利用

・ 光学迷彩技術に関する紹介は、東京大学大学院情報理工学系研究科 舘研究室 http://projects.tachilab.org/rpt/ を参照

・ 国立天文台「Mitaka」HP  http://4d2u.nao.ac.jp/html/program/mitaka/index.html を参照

参加者からの主な感想

活動に関する反省点・改善点

初めて例会をメインで担当したこともあり、準備などで慣れない場面もあったが、概ね順調に進行を行うことができた。他のリーダーからの意見も踏まえ、反省点として以下の点が挙げられる。

• 事前の会場設備のチェック不足
(プロジェクターの性能不足により、アナグリフ画像がうまくスクリーンに投影できなかった)

• 例会内容の分量と難易度
(小学校低学年中心の子どもたちにとっては、内容がやや難解であった。また、2時間程度の例会としては分量が多かった)


その他、話し方などでの反省点も多くあるが、分団長、副分団長を始め各リーダーからは、子どもたちと対話しながら例会を進めることができた、など良い評価をいただけた。今回の経験・反省を活かし、次回例会を担当させていただく際には、より質を高めた内容を発表して行きたい。

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分団情報

分団名 横浜分団
分団の写真
組織長(分団長など) 竹前 俊昭
結団日 1988年2月4日
主な活動地域 横浜市/相模原市
主な活動施設 横浜市内の青少年育成施設/JAXA相模原
主な活動日 原則毎月第3日曜日
PR 問合せメール(事務局 藤島):fujisan724@gmail.com
ホームページ・
SNSなど
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入団条件 特になし
連絡先TEL 090-1762-0920
連絡先FAX ---
所属組織に支払う
年会費
3,000円/年
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