分団活動報告
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クリスマス講演会とクリスマス会

報告日:2015年12月29日

活動詳細

活動日・期間 2015年12月20日 9:30-15:30
活動場所 神奈川県 相模原市環境情報センター
参加者 総数:53名
 ・団員: 21名
 ・他分団員・本部所属団員: 0名
 ・体験入団者: 0名
 ・指導員: 9名
 ・保護者・その他: 23名
参加層(活動対象) 小学生、 高校生、 大学生以上・成人
望ましい経験年数 特になし
活動総額 32,600円
活動形態 日帰り
食材・食品の取り扱い あり

活動分野・内容

活動分野 ・宇宙科学・天体
活動内容 ・講演
・交流

活動の流れ

今年のクリスマス会も恒例の宇宙講演会で始まりました。このクリスマス宇宙講演会は分団を作った2001年から毎年行っているもので、おもに宇宙研相模原キャンパスの朝木義晴先生に低学年の子供にもわかるような宇宙のことを話していただいていました。その朝木先生が2年くらい前から国立天文台に移られて、チリの有名なアルマ(Alma)電波望遠鏡担当スタッフとして活躍されるようになりました。 いつもはチリで暮らしていますが、お正月休暇で帰国された機会にお話をしてくださることになりました。
ご講演の内容はアルマ望遠鏡の最近の成果についてです。この電波望遠鏡は南米チリ北部の標高5,000メートルのアタカマ砂漠に直径12メートルのパラボラアンテナを66台並べて大きな電波望遠鏡として使うもので、日本、ヨーロッパ、アメリカなどの多くの国の協力で設置と運営がされています。
電波望遠鏡は星から出ている電波を観測できるものですが、恒星からは電波が出ていないので、観測することはできません。しかし星ができる前のガスが集まった状態のものからは電波が出ているので観測することができます。
今日のお話は「アルマ長基線観測プロジェクト」についてのお話でした。パラボラアンテナ群を狭い場所に置くと広い視野での観測ができますが、配置を広げるとちょうど顕微鏡のように狭い場所を拡大して詳しく観測できるそうです。今度の計画では基線の長さ(パラボラアンテナを置く位置の間の距離)は20キロにおよび、一つ一つのアンテナを台車に乗せて運搬したそうです。2014年にフランスで行った作戦会議から始まって、綿密な準備を経て今年の9月に観測を始め、間もなくおうし座のHL星からの電波を拡大してとらえることに成功しました。このHL星は地球でいうと太陽に相当する星ですが、観測した画像は太陽系でいうと地球などの惑星ができる前にちりが集まって「原始惑星円盤」というものを作ったときの画像だそうです。今までアルマ望遠鏡のことは聞いていましたが、このような素晴らしい成果を上げているお話に深い感銘を受けました。
このあとおいしいクリスマスケーキをいただいたり、高校生団員の指導でプレゼント交換などして今日のクリスマス例会を終えました。

活動の留意点・安全対策

活動使用教材

活動アイディア&材料集めの情報・ヒント

参加者からの主な感想

活動に関する反省点・改善点

PHOTO

分団情報

分団名 相模原分団
分団の写真
組織長(分団長など) 奥村 光弘
結団日 2001年9月9日
主な活動地域 神奈川県相模原市
主な活動施設 環境情報センター、総合学習センター、若あゆ、市民会館、橋本公民館、愛川ふれあいの村、三段の滝下広場など
主な活動日 第3日曜日
PR 子供はもちろん、大人でも楽しい宇宙や科学に関する実験や工作などを、澤井分団長中心に大体毎月第三日曜日に行なっています。なかなか家庭や学校では出来ない例会を企画していますので、持ち帰れる実験装置を製作した後は、保護者の皆様から家庭での実験報告が送られて来ます。ご興味のある方は、是非一度体験・見学に来て下さい!!!
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入団条件 育成会費(毎年4月に月300円×12ヶ月分をお振込み頂きます。年度の途中に入団の場合は、入団月から翌年の3月分まで頂きます。)の他に、例会内容によっては材料費など(500円位)を徴収させて頂く事もあります。保護者の参加も大歓迎です。お子様だけ参加の場合は例会会場までの送迎を、保護者の責任のもと宜しくお願いいたします。
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年会費
正団員(3600円)、家族団員(1200円)
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