報告日:2014年11月25日
活動日・期間 | 2014年11月16日 8:00-17:00 |
---|---|
活動場所 | 神奈川県 三浦市城ヶ島 |
参加者 | 総数:29名 ・団員: 10名 ・他分団員・本部所属団員: 0名 ・体験入団者: 0名 ・指導員: 4名 ・保護者・その他: 15名 |
参加層(活動対象) | 小学生、 中学生 |
望ましい経験年数 | 特になし |
活動総額 | 40,890円 |
活動形態 | 日帰り |
食材・食品の取り扱い | なし |
活動分野 | ・自然・動物 ・環境 |
---|---|
活動内容 | ・観察・観測 ・体験・見学 |
参加者はJR橋本駅7時51分発の横浜線で横浜駅に集合、そこで今日の講師の内野リーダーと合流し、揃って京浜急行で三崎口に10時前に到着、バスで城ヶ島に行きました。この日は風もなく、暖かくて絶好の観察日和でした。終点でバスを降りて、早速内野リーダーから今日の地層観察について地層を知る上で必要な言葉など、いろいろの説明を聞きました。
この城ヶ島は地層を観察する上で有名な場所とのことで、この日も大勢の学生が先生に連れられて勉強に来ていました。バスを降りてすぐの海岸の近くに、黒や白のひだのある岩が重なっているところがありました。マグマが冷えて出来た火成岩ですが、その色が違うのは何故か、又、ひだになって層が積み重なっているのは何故か、など子供にも分かりやすい説明をしてくれました。又面白いものとして二枚貝が岩の穴に入って、大きくなったために出られなくなったものも見せてくれました。
しばらく説明を聞いたのち、城ヶ島灯台の方に歩いて行きましたが、その近くに、海岸の方を見ると地層がゆがんでいるところ(褶曲と言います)を一望できるところがありました。くぼむように褶曲していると石油がたまることがあるそうですが、日本では見つからないそうです。そこでお昼近くなったので、持参したお弁当を開きました。空には沢山のトンビが飛んでいて、用心しないとお弁当を狙われるそうです。このお弁当を食べたところにも白い岩が炎のような模様になって灰色の岩にもぐり込んでいるものもありました。
お昼を食べた後は海岸沿いに歩いて、馬の背洞門までゆき、皆で記念写真を撮ってから、城ヶ島公園に登りました。この公園は海岸から30メートルくらいの高さの高台にありますが、何千年も前に隆起して出来たとのことです。また、今の海岸の岩も1923年の関東大震災の時に約1.5メートル隆起して現れたものだそうです。途中には海鵜のいる崖もありました。いろいろなものを見たり、お話を聞いたりして帰りのバス停まで戻りましたが、待っている人が大勢いて乗れなくて、反対の方向バスに乗って終点まで行き、そこから全員無事に乗ることが出来ました。帰りのバスも電車も順調で、5時過ぎに横浜駅に着き、説明して頂いた内野リーダーに皆でお礼を言って、解散しました。
海岸を歩くので保護者とリーダーが子供の行動に十分注意する。
城ヶ島の地層観察(内野哲リーダー作製の10ページのパンフレット)
【Aさん】とてもよかったです。家を出てから帰る時間もちょうどよい。電車での移動時間もこれくらいが適当な範囲でしょうか。先生の説明も長すぎずわかりやすく、とても面白かった。歩く距離もちょうどよかったです。
トイレ休憩も考慮されており、バス満員時の対応もいい感じでした。
来年もこのような企画をとても楽しみにしています。ありがとうございました。
【Bさん】私も城ケ島は昔よくいきましたが、地層という視点から考えてみたことはなく、今回の講義を通して知る城ケ島は初めてのことばかりでした。
大学生の皆さんと同じような講義を、子供たちにもわかりやすい言葉で、しかも体験しながら学ぶことができたことは、子供たちにとって、貴重な機会だったと思います。
地層と一言でいっても、地層を読み解くための知識が多岐にわたることに改めて驚きました。
姉は今回の勉強会に参加できなかったことをとても残念がっておりました。
今回参加できなかった家族には私が学んだことを伝える約束だったのですが、リーダーのお話のほとんどは伝えられずじまいでした。少し距離が遠いですが、また機会があれば例会でお願いしたいと思います。
また生田緑地の観察会に行けなかったことが残念だったのですが、また機会を設けていただけたら幸いです。
生田の際に学んでいれば、今回の例会ではより理解が深まったのではないかと感じております。
【Cさん】単純によい景色だなと感じていただけのものが、内野リーダーのお話を聞き、地震や噴火などの様々な働きによって作り出されたものだとわかりました。グランドキャニオンもそういった力が作り出したということに驚きました。
【Dさん】貴重な体験をありがとうございます。内野リーダーが解説してくださったお陰で、地層の面白さを味わうことが出来ました。昨年に続き、良い企画をありがとうございます。来年も楽しみにしています。
何層にも重なっている地層を見て、こんなに何回もいろいろなものが積もったんだなということをすごく感じました。ありがとうございます。
分団名 | 相模原分団 |
---|---|
分団の写真 | ![]() |
組織長(分団長など) | 奥村 光弘 |
結団日 | 2001年9月9日 |
主な活動地域 | 神奈川県相模原市 |
主な活動施設 | 環境情報センター、総合学習センター、若あゆ、市民会館、橋本公民館、愛川ふれあいの村、三段の滝下広場など |
主な活動日 | 第3日曜日 |
PR | 子供はもちろん、大人でも楽しい宇宙や科学に関する実験や工作などを、澤井分団長中心に大体毎月第三日曜日に行なっています。なかなか家庭や学校では出来ない例会を企画していますので、持ち帰れる実験装置を製作した後は、保護者の皆様から家庭での実験報告が送られて来ます。ご興味のある方は、是非一度体験・見学に来て下さい!!! |
ホームページ・ SNSなど |
リンクは こちら |
入団条件 | 育成会費(毎年4月に月300円×12ヶ月分をお振込み頂きます。年度の途中に入団の場合は、入団月から翌年の3月分まで頂きます。)の他に、例会内容によっては材料費など(500円位)を徴収させて頂く事もあります。保護者の参加も大歓迎です。お子様だけ参加の場合は例会会場までの送迎を、保護者の責任のもと宜しくお願いいたします。 |
連絡先TEL | --- |
連絡先FAX | --- |
所属組織に支払う 年会費 |
正団員(3600円)、家族団員(1200円) |
お問い合わせ | お問い合わせはこちら |