分団活動報告
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放射能の実験とモデルロケットの打ち上げ

報告日:2014年06月28日

活動詳細

活動日・期間 2014年06月22日 9:30-15:30
活動場所 神奈川県 相模原市
参加者 総数:42名
 ・団員: 20名
 ・他分団員・本部所属団員: 0名
 ・体験入団者: 0名
 ・指導員: 4名
 ・保護者・その他: 18名
参加層(活動対象) 小学生、 中学生
望ましい経験年数 特になし
活動総額 34,620円
活動形態 日帰り
食材・食品の取り扱い なし

活動分野・内容

活動分野 ・宇宙開発(ロケット・人工衛星など)
・科学一般(物理・化学・地学など)
活動内容 ・工作
・実験

活動の流れ

今日の例会は昨年10月に予定していて台風の接近で中止になった放射能の実験です。放射能とはどんなものか、放射能の強さの表し方などの説明ののち、霧箱を使って、放射能を目で見る実験をしました。まずドライアイスを木槌で小さく砕いて発泡スチロールの皿に敷き詰め、直径10センチくらいの薄いプラスチックの丸い容器を置きます。容器の中には黒い紙を敷いてあり、又、内側には戸当たりテープを巻いておきます。この戸当たりテープにアルコールを2~3ミリリットル垂らして蓋をします。こうすると底から1.5センチメートルくらいのところに過飽和のアルコール蒸気の層が出来ます。その場所を狙って横の穴からごく弱い放射能を持った試料を差し込みます。弱い放射能を持った試料にはキャンプなどで使うランタンの芯を利用しました。以前購入した芯には光を強くするためにごく少量の酸化トリウムという放射線を出す材料が付けてありました。最近の製品にはもう付けてありませんが、リーダーの一人が昔購入してあったものには付けてありました。
部屋を暗くしてLEDランプで照らしてみていると、時々細い線が飛んでいるのが見えました。アルコールの蒸気を過飽和にするのがするのが少し難しく、中々見られないグループもありましたが、何人かははっきり見ました。少し大きなガラスの容器を使って同じような実験もしました。又弱い放射能を持った試料として、酸化トリウム入りの溶接用のタングステン棒も試してみました。団員の山崎誠人くんのお父さんが実際に放射能の測定器を作っている会社に勤めていらっしゃいますので、本物の測定器で測定して見せてくれました。
午後は矢張り10月例会で出来なかったモデルロケットの打ち上げの予定でしたが、小雨が降り出して河原に行けなくなり、敷地内の広場で4名だけ打ち上げました。そのあとは虹のシアターで植物の種がどうやって遠くに飛ぶのか、実験しました。実際の種のかたちを拡大してプリントして切り抜いたものに、小さい錘をあちこちに付けて実験しました。そのあとはビデオの鑑賞で、アメリカのスペースシャトルが引退したあと、展示される博物館まで、どのようにして運んだのか、など面白い映像を楽しんで、午後3時半過ぎにこの日の例会を終わりました。

活動の留意点・安全対策

ドライアイスを使用するので、手袋を用意。モデルロケットの打ち上げは火薬を使うのでライセンスを持ったリーダーが指導する。

活動使用教材

ドライアイス、霧箱、ランタンの芯、モデルロケットエンジン、モデルロケット用ランチャー、モデルロケット製作材料

活動アイディア&材料集めの情報・ヒント

参加者からの主な感想

活動に関する反省点・改善点

PHOTO

分団情報

分団名 相模原分団
分団の写真
組織長(分団長など) 奥村 光弘
結団日 2001年9月9日
主な活動地域 神奈川県相模原市
主な活動施設 環境情報センター、総合学習センター、若あゆ、市民会館、橋本公民館、愛川ふれあいの村、三段の滝下広場など
主な活動日 第3日曜日
PR 子供はもちろん、大人でも楽しい宇宙や科学に関する実験や工作などを、澤井分団長中心に大体毎月第三日曜日に行なっています。なかなか家庭や学校では出来ない例会を企画していますので、持ち帰れる実験装置を製作した後は、保護者の皆様から家庭での実験報告が送られて来ます。ご興味のある方は、是非一度体験・見学に来て下さい!!!
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入団条件 育成会費(毎年4月に月300円×12ヶ月分をお振込み頂きます。年度の途中に入団の場合は、入団月から翌年の3月分まで頂きます。)の他に、例会内容によっては材料費など(500円位)を徴収させて頂く事もあります。保護者の参加も大歓迎です。お子様だけ参加の場合は例会会場までの送迎を、保護者の責任のもと宜しくお願いいたします。
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年会費
正団員(3600円)、家族団員(1200円)
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