分団活動報告
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科学工作「化石のレプリカをつくろう」

報告日:2014年02月04日

活動詳細

活動日・期間 2013年08月10日 16:00-18:00
活動場所 埼玉県 さいたま市宇宙劇場 第2・3集会室
参加者 総数:106名
 ・団員: 16名
 ・他分団員・本部所属団員: 34名
 ・体験入団者: 0名
 ・指導員: 2名
 ・保護者・その他: 54名
参加層(活動対象) 小学生、 中学生
望ましい経験年数 特になし
活動総額 41,593円
活動形態 日帰り
食材・食品の取り扱い なし

活動分野・内容

活動分野 ・科学一般(物理・化学・地学など)
活動内容 ・工作

活動の流れ

1 化石のレプリカづくりについての説明
2 化石のレプリカづくり
3 レプリカの着色
4 化石の原石からの化石の発掘

はじめに分団長が化石のレプリカの価値について子ども達に説明しました。
本物の化石から型をとり、型の中に石膏を入れて、レプリカをつくります。化石の表面の形やひだ等の細部も忠実に再現され、研究資料としての価値が生まれます。博物館でも実物とともにレプリカも多く陳列されています。
化石のレプリカは各班で1個作りました。高学年の団員を中心に作業を進めました。ビニール袋の中で石膏と水を混ぜ、全員が少しずつこねた後、ビニール袋の一端を切って型の中に流し込みました。含まれていた空気の泡が出てきたので、揺すりながら空気を追い出しました。固まるのに30分から1時間ほどかかるので、静かに放置しました。
次の活動は分団長が事前に用意してくれたレプリカに色付けをする作業です。ポイントがいくつかありました。化石と地の境目の部分を丁寧に色分けする、薄い色から塗りはじめ、少しずつ濃い色を付ける、化石を濃いめに塗ることです。子ども達は魚、シダの葉、苔虫類、ウミユリなどを見つけて、丁寧に色付けをはじめました。
後半の活動は本物の化石探しです。栃木県那須塩原の自然史博物館「木の葉化石園」から取り寄せた泥岩です。新生代第四紀更新世のものです。30万年前に山間の湖で堆積したものです。泥岩の手触りを感じながら、作業を進めました。低学年の子ども達はお父さんやお母さんとの共同作業です。層理にタガネやマイナスドライバーをあて、ハンマーで泥岩を割る作業に没頭しました。
化石が姿を現すと、喜びの声があがりました。まさに宝探しです。ブナ、リョウブ、ウリハダカエデなどの化石でした。植物の種類から、堆積した時代の気候等も推測することができます。この時代は現在と同じような気候だったようですね。

活動の留意点・安全対策

・石こうの取り扱いについての指導
・原石を割る際の指導

活動使用教材

化石の型取りセット、化石の原石(木の葉化石園より)

活動アイディア&材料集めの情報・ヒント

分団長の情報

参加者からの主な感想

化石が出てきて、楽しかった。
石こうが固まるのが、おもしろかった。
他の化石も見つけてみたい。

活動に関する反省点・改善点

PHOTO

分団情報

分団名 ペガサス分団
分団の写真
組織長(分団長など) 小川 浩
結団日 1987年8月1日
主な活動地域 埼玉県
主な活動施設 さいたま市宇宙劇場 集会室
主な活動日 月2回  年間約25回
PR 自然観察等をメインとした活動を行っております。
ホームページ・
SNSなど
リンクは こちら
入団条件 小学3~4生
連絡先TEL 048-647-0011
連絡先FAX 048-647-0066
所属組織に支払う
年会費
5400円
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