分団活動報告
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酸とアルカリの実験(2月例会)

報告日:2009年02月16日

活動詳細

活動日・期間 2009年02月15日 9:00-12:00
活動場所 神奈川県 矢部 相模原市青少年学習センター
参加者 総数:48名
 ・団員: 25名
 ・他分団員・本部所属団員: 0名
 ・体験入団者: 1名
 ・指導員: 4名
 ・保護者・その他: 18名
参加層(活動対象) 未就学児、 小学生、 中学生
望ましい経験年数 特になし
活動総額 11,000円
活動形態 日帰り
食材・食品の取り扱い あり

活動分野・内容

活動分野 ・科学一般(物理・化学・地学など)
活動内容 ・実験

活動の流れ

9時に全員集合。今日の例会の目的は、昨年のクリスマス会で食べ物の色が変わる調理実験をしましたので、その補足の説明と実験です。カレー焼きそばや紫キャベツの色の変化は酸性とアルカリ性という水の性質によるものでしたから、まず酸とは何か、アルカリとは何か、と言う説明から始まりました。
いろいろなものを水に溶かすと、酸性を示すもの、アルカリ性を示すもの、およびどちらでもない中性を示すものの3種類があることを聞いたあと、ではどうやってその3種類を区別するかの説明を聞きました。
①試験紙を使う方法。一番よく知られているリトマス試験紙をみんなに渡して、赤は酸性、青はアルカリ性という説明を聞き、早速唾液を調べたら、アルカリ性と分かりました。
②試薬を使う方法。フェノールフタレインという試薬を一滴アルカリの液に入れると真っ赤になりました。それに塩酸の水溶液を加えると赤色→無色になり、又アルカリを加えると元の赤色に戻りました。丁度色が消えたところが中性です。
③器械を使って計る方法。これにはpH計というものを使いました。すべて数字で表示され、【7】が中性、【7以下】は酸性、【7以上】はアルカリ性です。これで計ると色がついていてもはっきり計れるし、小数点以下まで分かって便利です。このあとの実験はこのpH計を使って行いました。
【実験1】いろいろなものの酸性の度合いを測りました。
レモンの絞り汁などの他に団員たちが持参した醤油、目薬、わさびなども計りました。
【実験2】野菜、果物、花などの色が酸性とアルカリ性でどう変化するかの実験。
紫キャベツと紫芋はアルカリ性では緑色に、酸性では赤くなりました。赤いピーマンやイチゴなどはあまり変化しませんでした。このように変化するものと変化しないものがあることを知りました。最後にクリスマスの調理実験で使ったカレー粉の成分であるターメリック(ウコンという植物から取る成分でカレーの黄色の成分)にアルカリを加えると、くすんだ赤色に変化しました。これが赤いカレー焼きそばの正体で、みんな納得しました。

活動の留意点・安全対策

酸やアルカリを使うので、特にちいさい子供が触らないように注意した。

活動使用教材

リトマス試験紙、フェノールフタレイン、携帯型簡易pH計
材料としては塩酸、炭酸ソーダ、重炭酸ソーダ、石灰、わら灰、レモン、醤油などの他に紫キャベツ、紫芋、赤ピーマン、青じそ、イチゴなど。

活動アイディア&材料集めの情報・ヒント

参加者からの主な感想

活動に関する反省点・改善点

PHOTO

分団情報

分団名 相模原分団
分団の写真
組織長(分団長など) 奥村 光弘
結団日 2001年9月9日
主な活動地域 神奈川県相模原市
主な活動施設 環境情報センター、総合学習センター、若あゆ、市民会館、橋本公民館、愛川ふれあいの村、三段の滝下広場など
主な活動日 第3日曜日
PR 子供はもちろん、大人でも楽しい宇宙や科学に関する実験や工作などを、澤井分団長中心に大体毎月第三日曜日に行なっています。なかなか家庭や学校では出来ない例会を企画していますので、持ち帰れる実験装置を製作した後は、保護者の皆様から家庭での実験報告が送られて来ます。ご興味のある方は、是非一度体験・見学に来て下さい!!!
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入団条件 育成会費(毎年4月に月300円×12ヶ月分をお振込み頂きます。年度の途中に入団の場合は、入団月から翌年の3月分まで頂きます。)の他に、例会内容によっては材料費など(500円位)を徴収させて頂く事もあります。保護者の参加も大歓迎です。お子様だけ参加の場合は例会会場までの送迎を、保護者の責任のもと宜しくお願いいたします。
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年会費
正団員(3600円)、家族団員(1200円)
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