分団活動報告
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自然観察「浦和にだってキジがいる」

報告日:2014年02月05日

活動詳細

活動日・期間 2013年06月09日 9:30-12:00
活動場所 埼玉県 さいたま市緑区大崎公園芝生広場
参加者 総数:68名
 ・団員: 6名
 ・他分団員・本部所属団員: 21名
 ・体験入団者: 0名
 ・指導員: 0名
 ・保護者・その他: 41名
参加層(活動対象) 小学生、 中学生
望ましい経験年数 特になし
活動総額 0円
活動形態 日帰り
食材・食品の取り扱い なし

活動分野・内容

活動分野 ・自然・動物
活動内容 ・観察・観測

活動の流れ

梅雨時にもかかわらず、とても良い天気でした。日差しが強いため、木陰の広場に集合しました。
いつものように分団長は周りの地形を概観しながら、地形の特徴と人々の暮らしについて話し始めました。1500年前から説きおこし、川沿いの集落の発達や古墳についても説明がありました。時代は下り、鎌倉時代の街道の整備、そして、江戸時代の日光御成街道の役割等について話が及びました。赤山城と岩槻城を結ぶ街道沿いにある大崎の賑わいが目に浮かぶようでした。
木陰での説明も終わり、いよいよ自然観察です。大宮台地はいたるところ樹枝状に谷が刻まれています。斜面林もたくさん残っており、下方からは湧水も多く、動植物が豊かに育まれています。
谷底低地を利用した畑ではムクドリが草の根元に潜んでいる昆虫や落ちている種子等を探していました。樹木の頂で美しい声でさえずるホオジロも観察できました。
子ども達は分団長の採取したクサギの葉の匂いを嗅ぎ、顔をしかめていました。強烈な臭いとともにクサギは子ども達の脳に記憶されました。畑の傍らの草むらで子ども達はいろいろな昆虫を見つけました。ショウリョウバッタの幼虫、ナナホシテントウの蛹、ヘリカメムシの成虫などです。コシアキトンボがなわばりを回遊していました。トンボの幼虫時代は水の中です。斜面林の下の豊かな湧水が育くんでいるようです。
子ども達はリーダーからセロハンテープをもらい、台紙に採取した植物を貼り、手作りの図鑑をつくりました。イシミカワ、クサノオウ、ムラサキシキブ、ネズミモチなどです。スイカズラの花も咲いていましたが、もう終わりに近く、一輪しか咲いていないので、採取はしないで香りだけを楽しみました。甲虫の仲間のシロテンハナムグリを斜面林沿いの道で見つけ、写真を撮ったり、模様を観察していた団員もいました。見沼代用水路沿いでスズカケノキの特徴のある種子を拾い、観察しながら歩いているうちにいつのまにか元の集合場所の入り口に着いていました。
かなりの暑さを覚悟して出発しましたが、思いのほかさわやかな空気の中で自然観察を楽しむことができました。豊かな自然の中で、見て、触って、嗅いで、自然の作り出す色や形の美しさなど、たくさんのことを学ぶことできました。

活動の留意点・安全対策

・移動中の交通事故防止のための安全指導
特に、歩行者、自転車、自動車の通行が多く、マナーも含めて、安全面の指導を行った。
・双眼鏡の正しい使い方、安全上の注意事項。
・畑に立ち入らないよう指導した。

活動使用教材

双眼鏡、セロハンテープ、厚紙、筆記用具、図鑑

活動アイディア&材料集めの情報・ヒント

歴史、野草、野鳥、昆虫関係の文献等。

参加者からの主な感想

キジを観ることができなかったけど、ホオジロやコジュケイの鳴き声を聞くことができて良かった。
クサギがとても臭かった。
コシアキトンボがナワバリを巡回している様子が観察できて良かった。

活動に関する反省点・改善点

梅雨時であったが、さわやかな空気、快晴の中で自然観察ができて良かった。

PHOTO

分団情報

分団名 モルニア分団
分団の写真
組織長(分団長など) 久保 厚彦
結団日 1987年8月1日
主な活動地域 さいたま市
主な活動施設 さいたま市宇宙劇場 集会室
主な活動日 毎月2回  年間約25回
PR 見学をご希望の方は、活動申込期限までにお電話でご連絡ください。
ホームページ・
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入団条件 小学1~2年生
連絡先TEL 048-647-0011
連絡先FAX 048-647-0066
所属組織に支払う
年会費
5400円
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