分団活動報告
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真空実験(1月例会)

報告日:2009年01月21日

活動詳細

活動日・期間 2009年01月18日 9:00-12:00
活動場所 神奈川県 相模原市青少年学習センター
相模原市矢部
参加者 総数:35名
 ・団員: 16名
 ・他分団員・本部所属団員: 0名
 ・体験入団者: 0名
 ・指導員: 5名
 ・保護者・その他: 14名
参加層(活動対象) 小学生、 中学生
望ましい経験年数 特になし
活動総額 5,000円
活動形態 日帰り
食材・食品の取り扱い なし

活動分野・内容

活動分野 ・宇宙科学・天体
活動内容 ・実験

活動の流れ

9時に集合して、9時半から「真空ポンプ」を使って「真空の実験」を開始。
先ずペットボトルにつないでスイッチを入れたら、次の瞬間にペットボトルはつぶれました。1平方センチに1キロもの力がかかっているからで、実際に直径25センチの球形の容器を真空にして、蓋が中々外れないことを体験して貰いました。
次は音の実験で目覚まし時計を入れて真空にして音が小さくなる様子を体験したり、水の温度が53度なのに水が沸騰したり、風船を入れて真空にして、風船がうんとふくらむ様子を体験しました。
最後に飛行機のプロペラの働きが真空でどうなるかの実験です。中心のシャフトの周りを回転できるようにした板にプロペラ付きのモーターを載せて、電池をつないで廻るようにし、この装置を容器に入れて真空にすると、だんだん遅くなりました。
次は「気体の重さを計る実験」です。その方法はまず真空にした容器の重さを計り、次に計りたい気体を風船から入れて、1気圧の気体を閉じ込めて重さを計ります。その差が気体の重さになります。250ミリリットルの容器を使って計りました。気体の重さ(1㍑に換算)は、空気(1.08グラム)、酸素(1.24グラム)、炭酸ガス( 1.72グラム)、ヘリューム(0.24グラム)でした。こうして、気体には重さがあること、その重さが気体の種類によって違うことなどを体験しました。
最後に長谷川リーダーが物体が惑星やその衛星などの引力に逆らって脱出する速度について説明しました。脱出速度(km・秒)は 月(2.38)水星 (4.25)金星( 10.36) 地球(11.18)火星( 5.02)などで、惑星や衛星の種類によって異なっています。気体の分子の運動の早さがこれを超えると惑星などから飛び出して行きます。長い年月の間にこのようなことが起こって、地球には空気が残り、月や水星には大気がなくなったことを分かりやすく説明しました。

活動の留意点・安全対策

活動使用教材

本部から借用の真空ポンプとデシケーター
ヘリュームガス、ドライアイス、酸素、秤、コック付き小型真空容器、高度計、真空計

活動アイディア&材料集めの情報・ヒント

参加者からの主な感想

活動に関する反省点・改善点

真空ポンプをもっと早く借りて、事前の実験準備をするべきであった。

PHOTO

分団情報

分団名 相模原分団
分団の写真
組織長(分団長など) 奥村 光弘
結団日 2001年9月9日
主な活動地域 神奈川県相模原市
主な活動施設 環境情報センター、総合学習センター、若あゆ、市民会館、橋本公民館、愛川ふれあいの村、三段の滝下広場など
主な活動日 第3日曜日
PR 子供はもちろん、大人でも楽しい宇宙や科学に関する実験や工作などを、澤井分団長中心に大体毎月第三日曜日に行なっています。なかなか家庭や学校では出来ない例会を企画していますので、持ち帰れる実験装置を製作した後は、保護者の皆様から家庭での実験報告が送られて来ます。ご興味のある方は、是非一度体験・見学に来て下さい!!!
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入団条件 育成会費(毎年4月に月300円×12ヶ月分をお振込み頂きます。年度の途中に入団の場合は、入団月から翌年の3月分まで頂きます。)の他に、例会内容によっては材料費など(500円位)を徴収させて頂く事もあります。保護者の参加も大歓迎です。お子様だけ参加の場合は例会会場までの送迎を、保護者の責任のもと宜しくお願いいたします。
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年会費
正団員(3600円)、家族団員(1200円)
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