分団活動報告
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自然観察「川本河原で化石を探そう」

報告日:2013年02月17日

活動詳細

活動日・期間 2013年01月20日 8:55-16:00
活動場所 埼玉県 川本河原(秩父鉄道 武川駅から徒歩)
参加者 総数:99名
 ・団員: 16名
 ・他分団員・本部所属団員: 22名
 ・体験入団者: 7名
 ・指導員: 0名
 ・保護者・その他: 54名
参加層(活動対象) 小学生、 中学生
望ましい経験年数 特になし
活動総額 44,180円
活動形態 日帰り
食材・食品の取り扱い なし

活動分野・内容

活動分野 ・自然・動物
活動内容 ・観察・観測
・体験・見学

活動の流れ

川本の荒川付近の地形等を概観しながら、土塩層で化石採集を行った。
武川駅付近で櫛引台地を概観。
河岸段丘の様子を観察し、段丘崖の斜面の道を降りる。
天神公園で長靴等に履き替え、一旦段丘上に上り、田畑を観察。
その後、河川敷に下り、土塩層の露頭で化石を採集、観察する。

 秩父鉄道武川駅で下車し、5、6分歩くと下り坂にさしかかりました。櫛引台地の段丘崖です。崖にはところどころ灰色の泥岩の層が見えました。
天神公園の駐車場で長靴に履き替え、身支度を整えました。小川分団長から、「化石採集地は浅瀬でも、泥岩の節理などで削れて深場が出来ています。夢中になってハマらないように気をつけましょう。」など、安全上の注意と約1千万年前の土塩層の化石について説明がありました。
みんなの心の準備もでき、再び段丘上に上がり、田畑のなかの道を歩きました。厳しい寒さのなかですが、タンポポ、ホトケノザ、ノボロギクが咲いていました。
河川敷の入口付近であらためて小川分団長から話がありました。水路を渡るときは転石で滑らないよう気をつける。藪を通るので、木の枝の撥ねや、ノイバラのとげに気をつける。少し間隔をおいて歩くなど、事故防止についてです。
小川分団長は水路を検分し、渡り易いルートを示しました。また、ところどころで、目印の赤いテープを枝に巻きつけながら藪の中を進みました。枯れ草やつるを踏みしめ、木の根や灌木をまたぎ進みました。途中からは大人の倍くらいの高さの葦の原を進みました。尾﨑裕子リーダー、清水史子リーダーは常に最後尾で参加者の安全確保につとめました。
ノウサギを見つけた人もいます。カマキリの卵もありました。一面の枯葉の中では、ヒガンバナの葉やシダの緑がみずみずしく感じられました。
 採集地に着くと、対岸近くに白鳥の群れが見られました。今年は水の量が多く、昨年よりは岸寄りで化石採集を行いました。
貝や木の葉の化石などがたくさん見つかりました。数年来の念願がかなって、はじめてサメの歯の化石を採集した団員もいました。

活動の留意点・安全対策

・移動中の交通事故防止のための安全指導
・水路を渡るので、転石で滑らないよう指導。
・藪を通るので、木の枝の撥ねや、野茨のとげに気をつける。
・化石採集に夢中になり、節理等による川底の深場にはまらないよう指導。

活動使用教材

地質関係の本、特に土塩層に関する文献等。

活動アイディア&材料集めの情報・ヒント

参加者からの主な感想

色々な貝類の化石や木の葉の化石を採集出来て楽しかった。
長年の念願であったサメの歯の化石を採集出来て感激した。
大人も子供も夢中になった。

活動に関する反省点・改善点

河原の植物の成長等、現地の状況がだいぶ変化した。
現地までの距離を短縮できるコースを探す。

PHOTO

分団情報

分団名 モルニア分団
分団の写真
組織長(分団長など) 久保 厚彦
結団日 1987年8月1日
主な活動地域 さいたま市
主な活動施設 さいたま市宇宙劇場 集会室
主な活動日 毎月2回  年間約25回
PR 見学をご希望の方は、活動申込期限までにお電話でご連絡ください。
ホームページ・
SNSなど
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入団条件 小学1~2年生
連絡先TEL 048-647-0011
連絡先FAX 048-647-0066
所属組織に支払う
年会費
5400円
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