電気工作「モーターの力で動く模型をつくろう」

活動詳細

活動分野・内容

活動の流れ

　モーターの力で動く模型作りに挑戦しました。手慣れた高後仁分団長でも試作するのに1時間30分ほど要したそうです。作業の冒頭にあらかじめ時間内では終わらないので、あせらずじっくり丁寧に取り組むように指示が出されました。
　星野智子リーダー、窪田弘美リーダー、小田切高司リーダー、本多美穂リーダーの支援で作業を進めましたが、少し難しい作業なので、低学年の子ども達の保護者には作業に積極的にかかわっていただきました。
　作業には危険が伴います。安全面には十分な注意が必要です。今日は体験見学者も大勢いたので、高後分団長からニッパの刃先に手を置かない、刃先を他人に向けない等細かく注意がありました。子ども達は、高後分団長の指示をしっかり受け止めていました。急ぎ過ぎず、丁寧に、順番に作業を進めました。細かな部品がたくさんあります。説明書の絵と見比べながら部品探しから始めました。
星野リーダーと本多リーダーはそれぞれ最初に関わったグループで、子ども達と一緒に真剣なまなざしで、説明書に首っ引きになり、一緒に作業を支援しました。窪田リーダーと小田切リーダーは、体験見学者にも目を配りながら、困って挙手する子ども達を随時支援していました。
　逆転スイッチの組み立てでは、力の加減が難しく、押し込む時スイッチ金具が曲がり、ラジオペンチで直すケースも少なからずありました。
　ギヤボックスの組み立てではギヤーの向き、ハトメの向き等の違いで、きちんと入らなかったり、ギヤとギヤの隙間を開けなかったため、回転しなかったり等、いろいろな支障を解決しながら作業を進めました。
　モーターの取り付けでは小田切リーダーがハンマーを持って、取り付けの要請に応じていました。
　続いて、今まで製作した各ユニットの取り付け作業に入りました。一人を除いて、他はすべてこの段階のどこかで時間切れとなりました。
　高後分団長が締めくくりに、家で最後まで必ずやり遂げることの大切さを訴えていました。少し難しい作業でしたが、子ども達はよく集中し、根気強く取り組んでいました。

活動の留意点・安全対策

低学年の子供たちには少し難しい内容なので、保護者の協力を仰いだ。
また、ニッパの先等大変危険なので、手を刃先に置かない、他人に向けない等の安全指導を行った。

活動使用教材

ロボクラシリーズNo.３　メカ・ビートル

活動アイディア＆材料集めの情報・ヒント

子どもたちの興味・関心を高めるため、１つのモーターなのに複雑な動きをする模型を選択した。

参加者からの主な感想

活動に関する反省点・改善点

ほとんどの子どもたちが、時間内で完成しなかったので、活動を2回に分ける等の工夫が必要である。

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