報告日:2011年11月25日
活動日・期間 | 2011年11月20日 9:00-12:00 |
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活動場所 | 神奈川県 相模原市総合学習センター |
参加者 | 総数:43名 ・団員: 17名 ・他分団員・本部所属団員: 0名 ・体験入団者: 1名 ・指導員: 8名 ・保護者・その他: 17名 |
参加層(活動対象) | 小学生、 中学生 |
望ましい経験年数 | 特になし |
活動総額 | 3,000円 |
活動形態 | 日帰り |
食材・食品の取り扱い | なし |
活動分野 | ・科学一般(物理・化学・地学など) ・自然・動物 |
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活動内容 | ・実験 ・観察・観測 |
今月の例会は、いろいろな色を混ぜて作ってあるサインペンのような筆記用具をその成分の色に分ける実験です。分ける方法は化学実験の基本的な方法の一つのペーパークロマトグラフィー という方法です。まずはじめに一番簡単な方法として紙の端から1センチくらいのところに鉛筆で線を引き、その線の上にサインペンを点状につけて、もう一方の端を割り箸で挟んでペットボトルの容器に入れた水に浸してしばらく待ちます。水が紙にしみて上がってくると、はじめは一つに見えた色がいくつかの色に分かれてきます。これは色の種類によって水に引っ張られる力と紙に引っかかる力の違いがあって、その違いによって分かれてくるのです。このことをリーダーが浮き輪と錨にたとえてわかりやすく説明しました。いろいろな色で試して実験をしたあと、今度は二つのグループに分かれて実験を続けました。一つは小学校低学年の子供向きのお絵かきのグループで、もう一つはもっと実験をしたいグループです。お絵かきと言っても、普通のお絵かきとはちょっと違って、色が紙ににじんで広がってゆくことを利用したものです。この方法で上手にライオンの顔などを描いていました。これは丸く線状に塗ったサインペンの中に綿棒で水をつけてゆくと色が広がってゆくことを利用した書き方です。広がっては困るところは油性のペンで書いていました。もっと実験したい子供は、水では広がらなかった油性のペンをアルコールなどを使ってみたり、ほうれん草からアルコールで色素を取り出して実験したりしました。
実験を終わって何人かが今日の実験の感想を発表しました。
「ペンの色は茶、水色、黄色、薄オレンジ、ピンクで作られていた」(成瀬 怜音くん)
「お絵かきグループでライオンの絵を描いた。水性ペンで書いた○の中のすれすれのところに水をつけた綿棒で円を2,3回書いて色を広げると顔の輪郭が出来た。顔としっぽは油性ペンで書いた。」(細谷 優貴くん)
「ペンの色素は水よりアルコールの方が早く上まで上がって行く。このことから色素は水よりもアルコールの方が仲が良いことがわかる」(正 遼太郎くん)
アルコールなどの有機溶剤を使うときにはリーダーが取り扱いに注意をする。また、窓際の席で使用するようにする。
ペットボトル、サインペン、油性ペン、書道用紙、綿棒、薬局方アルコール、割り箸、ドライヤー、洗濯ばさみ
分団名 | 相模原分団 |
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分団の写真 | ![]() |
組織長(分団長など) | 奥村 光弘 |
結団日 | 2001年9月9日 |
主な活動地域 | 神奈川県相模原市 |
主な活動施設 | 環境情報センター、総合学習センター、若あゆ、市民会館、橋本公民館、愛川ふれあいの村、三段の滝下広場など |
主な活動日 | 第3日曜日 |
PR | 子供はもちろん、大人でも楽しい宇宙や科学に関する実験や工作などを、澤井分団長中心に大体毎月第三日曜日に行なっています。なかなか家庭や学校では出来ない例会を企画していますので、持ち帰れる実験装置を製作した後は、保護者の皆様から家庭での実験報告が送られて来ます。ご興味のある方は、是非一度体験・見学に来て下さい!!! |
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入団条件 | 育成会費(毎年4月に月300円×12ヶ月分をお振込み頂きます。年度の途中に入団の場合は、入団月から翌年の3月分まで頂きます。)の他に、例会内容によっては材料費など(500円位)を徴収させて頂く事もあります。保護者の参加も大歓迎です。お子様だけ参加の場合は例会会場までの送迎を、保護者の責任のもと宜しくお願いいたします。 |
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所属組織に支払う 年会費 |
正団員(3600円)、家族団員(1200円) |
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