分団活動報告
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液体窒素の実験(11月例会)

報告日:2008年11月17日

活動詳細

活動日・期間 2008年11月16日 9:30-12:30
活動場所 神奈川県 相模原市 相模川自然の村・ビレッジ若あゆ
http://www.city.sagamihara.kanagawa.jp/shisetsu
参加者 総数:43名
 ・団員: 19名
 ・他分団員・本部所属団員: 0名
 ・体験入団者: 3名
 ・指導員: 4名
 ・保護者・その他: 17名
参加層(活動対象) 小学生、 中学生
望ましい経験年数 特になし
活動総額 10,000円
活動形態 日帰り
食材・食品の取り扱い なし

活動分野・内容

活動分野 ・科学一般(物理・化学・地学など)
・宇宙科学・天体
活動内容 ・実験

活動の流れ

午前9時半過ぎに集合、入村式ののち早速実験を始めました。宇宙は温度が非常に低く、しかも空気のない真空の世界であり、今日の実験の目的は非常に温度が低くなるとどんなことが起きるか、を体験することであることを話しました。
実験に使うのは液体窒素で、その沸騰点は零下196度です。まず液体窒素を透明なデュワー瓶に移しました。するとすごく沸騰しましたが、液体窒素が熱くなって沸騰しているからです。沸騰することによってガラス瓶の熱を奪って、瓶はだんだんと温度が低くなります。このようにして液体窒素にものを入れると、つけたものが-196度の温度まで下がると止まります。こうして低い温度の実験ができるのです。次のようないろいろな実験をしました。
【実験1】草花は大変もろくなって、触ると粉々になりました。
【実験2】スーパーボールは全く弾まなくなり、床に落としてもその場所で止まります。軟式テニスボールは床に投げ落とすと、大きな音を立てて割れてしまいました。
【実験3】マシュマロも固くなりますが、空気が沢山入っているので、食べられました。バナナはとても固くなって釘を打つことが出来ました。
 このほかに、細長いゴム風船をふくらませたものや、植物油、こんにゃくなどをつけてみました。
【実験4】電池にオルゴールや、ランプをつないでおいて電池をつけて冷やすと、ランプが消えたり、オルゴールの音が聞こえなくなりました。
【実験5】液体酸素:小さい吸入用の酸素ボンベを試験管につないでその試験管を液体窒素に浸けて冷やして液体酸素を作りました。液体酸素は薄い青色をしていて、強い磁石を近づけると磁石につれられて動きます。
 こうして2時間ほど、いろいろな実験をしましたが、学校などでは中々見られない実験で、団員の子どもたちも大変興味深く見ていました。また、こんなものを冷やしたらどうなるのだろう、と考えてきて、実際に実験してみた子どもは面白い経験をしたでしょう。このように考えることもたいへん大事なことでした。

活動の留意点・安全対策

低温であるので、取り扱うときには革手袋を使用。

活動使用教材

デュワー瓶、液体窒素運搬用デュワー瓶、酸素ガスなど。

活動アイディア&材料集めの情報・ヒント

参加者からの主な感想

活動に関する反省点・改善点

PHOTO

分団情報

分団名 相模原分団
分団の写真
組織長(分団長など) 奥村 光弘
結団日 2001年9月9日
主な活動地域 神奈川県相模原市
主な活動施設 環境情報センター、総合学習センター、若あゆ、市民会館、橋本公民館、愛川ふれあいの村、三段の滝下広場など
主な活動日 第3日曜日
PR 子供はもちろん、大人でも楽しい宇宙や科学に関する実験や工作などを、澤井分団長中心に大体毎月第三日曜日に行なっています。なかなか家庭や学校では出来ない例会を企画していますので、持ち帰れる実験装置を製作した後は、保護者の皆様から家庭での実験報告が送られて来ます。ご興味のある方は、是非一度体験・見学に来て下さい!!!
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入団条件 育成会費(毎年4月に月300円×12ヶ月分をお振込み頂きます。年度の途中に入団の場合は、入団月から翌年の3月分まで頂きます。)の他に、例会内容によっては材料費など(500円位)を徴収させて頂く事もあります。保護者の参加も大歓迎です。お子様だけ参加の場合は例会会場までの送迎を、保護者の責任のもと宜しくお願いいたします。
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年会費
正団員(3600円)、家族団員(1200円)
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