人工衛星を身近に

活動詳細

活動分野・内容

活動の流れ

今月の例会は人工衛星のことで、人工衛星で得られたデータをこれから団員たちが利用していろいろなことを調べることが出来るようになると言うお話を聞きました。
人工衛星の話に移る前に、例会のたびに「宇宙ショート話」をして頂いている宇宙研の研究員、高木俊暢さんから「ブラックホールの衝突」という面白いお話を聞きました。ある銀河で観測されている二つのブラックホールがだんだん近付いており、近い将来衝突するそうです。近い将来とはいつ頃なのか、衝突したらどうなるのか、大変面白いお話でした。
つぎは本部の小定さんから人工衛星にはどんなものがあるか、どんなふうに地球を廻っているか、などの分かりやすい話を聞いたあと、20年以上も人工衛星を使った地球の観測の仕事をしてこられた中谷さん(リモートセンシングという会社にいた方）から詳しいお話を聞きました。「リモートセンシング」という技術は、テレビのリモコン(リモートコントロールを略した言葉)のように離れたところから機械を操作して自分が観測したいことをする技術です。「だいち」のような人工衛星では地上から指令を出すと、地球の写真を撮ってそれを地上に送る、と言ったよう仕事をしてくれます。同じ写真でも撮影する光の波長を変えると、健康な森か、枯れている森かの区別がつきますし、また全地球上の温度を調べることも出来て、地球の温暖化の様子を過去と比較したりすることも出来ます。人が近づけない危険なところ、たとえばいま噴火している新萌岳のようなところの写真を撮ったりすることも出来ます。
このように人工衛星がとったデータを団員の子どもたちが利用して調べるためのパソコンのソフトも開発中で、7月には完成して使えるようになるそうです。今年の秋にはそのソフトを使って例会を開きたいと考えています。
また、この日の例会の最後には来週放映予定の宇宙教育テレビで紹介する「相模原分団の活動の様子」のビデオを撮影しました。今年の例会でどんなことをしたか、例会で印象深かったことは何か、などをみんなで話し合いました。

活動の留意点・安全対策

活動使用教材

活動アイディア＆材料集めの情報・ヒント

参加者からの主な感想

活動に関する反省点・改善点

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