モデルロケットの製作と打ち上げ（11月例会）

活動詳細

活動分野・内容

活動の流れ

今月の例会ではマーブルロケットを作りました。これは材料にマ－ブルチョコの空き箱を使ったので、この名前を付けました。分団のオリジナルロケットです。作るには空き箱2個を使います。最初にロケットの下半分を作りました。空き箱の底の部分をナイフで切り落として箱の周りを3等分して線を引き、その線に沿ってサンドペーパーで表面の塗料をはがしたあと、木工用のボンドを使って軽いバルサ材の尾翼を接着します。つぎは上半分です。同じように空き箱の底と蓋の上のところを切り取って筒状にし、蓋のところにテープを巻いて少し太い紙パイプを接着します。これはノーズコーンを付けたフイルムケースと本体をゴム紐で結んでパラシュートを開かせるためのものです。最後にロケットエンジン（打ち上げるための火薬）を入れるエンジンマウントという部品を本体の根元に付け、ストローを切ったガイドパイプを側面に張り付けて完成です。パラシュートも用意した材料を使ってみんなで作りました。
昼食の後、リーダーからロケットの原理と火薬の仕組みの話を聞いたあと、相模川の河原に出ていよいよ打ち上げです。ロケットランチャーを8台並べて、モデルロケットの指導員の資格を持つ団員の父兄(塩田さんと神山さん)が4人ずつ打ち上げの指導をしました。先ずロケットエンジンを上にして手に持ち、エンジンの中心の穴にイグナイター(点火装置)を差し込み、黄色い蓋をします。ランチャーのガイドの頭には安全装置がついているので、それを抜いてロケットをセットし、安全装置のピンを5メートル離れた位置にある発射コントローラーの穴に差し込むとランプが点灯して発射準備完了を知らせるようになっています。そのあとは「準備完了」「上空に飛行物体無し」と大きな声を出して確認し、「発射5秒前」からカウントダウンです。「4、3，2，1，発射」でボタンを押すと火薬に着火してロケットが発射され､上空高く上がります。一番高く上がったのは61メートルでした。製作した35台のロケットはすべて打ち上げに成功しました。最高点まで上がると最後の火薬が破裂してパラシュートを引き出します。何人かはうまくパラシュートが開きませんでしたが、大部分のロケットはパラシュートを開いてゆっくりと降りてきました。こうして全員の打ち上げを終わって再び若あゆに戻り、午後4時過ぎに解散しました。

活動の留意点・安全対策

１）ロケットの制作時にはナイフやハサミを使うのでリーダーが十分に監視した。
２）打ち上げは相模川の河原で行ったので、川に近づかないようにみんなで監視した。
３）火薬を扱うので、モデルロケットの指導員の資格を持った団員の家族が指導するようにした。

活動使用教材

マーブルチョコの箱、紙管、バルサ材、アルミパイプ、ピアノ線、粘着テープ類、モデルロケットのランチャーとコントローラー、高度計

活動アイディア＆材料集めの情報・ヒント

参加者からの主な感想

活動に関する反省点・改善点

打ち上げおよびパラシュートの放出まではすべて成功したが、パラシュートの改良が必要。

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