針穴写真機を作って太陽の動きを記録しよう

活動詳細

活動分野・内容

活動の流れ

会場に予定していたソレイユのセミナールーム４の定員を上回る参加者数になったので、予定を変更して橋本公民館の工作室を使用することにしました。今日の予定は針穴写真機の製作と、その使い方の説明でしたが、太陽の動きを年間を通して記録する方法を勉強しました。
黒色の工作用紙を使って作りましたが、時間の節約とミリ単位の切り取りが必要なので、あらかじめリーダーが切る位置に線を入れておきました。箱の形を切り取ったあと、次に二つあけてある穴の位置に裏を黒く塗った真鍮の箔を両面テープで貼り付け、それから底に沿って薄く切れ目を入れた工作用紙を折って、箱の形にしました。側面と側面が合わさるところはセロテープで留め、さらに光が入らないように幅４センチの工作用紙を黒色を裏にして両面テープで貼り付けました。ここまで工作が進んだとき、団員の一人が中を覗いて「光が漏れている」と言って箱を持ってきました。「この箱は一日中太陽を浴びるので、出来るだけ光が入らないようにしないといけない」と話してあったからでしょう。よく気がついてくれた、と感心しました。補修は黒いガムテープを使って行うようにしました。記録にはコピーアート紙という特殊な感光紙を使いますが、この紙を取り付ける半円筒の形のものを入れてみて、うまく入ることを確かめました。現像は家庭のアイロンで行います。
次に外側が黒い中蓋と、内側が黒い外蓋を作りました。最後に金属箔にまち針で穴を明けて完成です。太陽の動きを記録するときに夏と冬では高さに差があるので、２カ所に針穴がありますが、使わない穴は紙でふさぎます。また、夏はすこし傾けてカメラを置くために２５度の角度を持った傾斜台も作りました。このカメラは木の台にテープで貼り付け、同じ台に方位磁石を付けて正確に南や東に向けて太陽の光を入れて使います。
最後に感光紙の使い方の説明を聞いて、今日の例会を終わりましたが、これから晴天の日にはみんなカメラを太陽に向けていろいろな記録をしてくることでしょう。

活動の留意点・安全対策

ハサミや針を使うので、安全に留意する。

活動使用教材

黒色工作用紙、両面テープ、金属箔、セロテープ、まち針、板きれ、方位磁石、コピーアート紙

活動アイディア＆材料集めの情報・ヒント

参加者からの主な感想

活動に関する反省点・改善点

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