高精細大型LEDカーブビジョンいっぱいに映し出される10K相当の超高画質映像。美しく映し出された地球の青色、撮影してきたかのような月面の岩や影。この目で実際に見ることができるのはいつになるのでしょうか。
ビジョンはマグネットで貼り付けられ、多面体ではなく骨組みに合わせてカーブできるようです!滲みのないとても綺麗な青色が印象的でした!
2025年4月13日から10月13日まで開催中の大阪・関西万博2025にて、JAXAが常設展示ブース「月に立つ。その先へ、」を出展中です。
ブース内の様子を、写真家 寺島公平がレポートします。
+展示3つに関する映像(②SLIM ③LUPEX ④有人与圧ローバー)
宇宙で撮影された写真やCGで作成された宇宙の画像の前で写真を撮って、宇宙で写真を撮ってきたと自慢しよう!月ごとに画像は変わるようなので、どんな画像が出てくるか楽しみですね!
Photo Experienceの横に、自分が送ったメッセージが表示されます。専用のアプリをダウンロードして宇宙への思い、感想をビジョンに映し出してみましょう!
重力が地球の1/6しかない月面で物を投げたり持ち上げたりすると…?3つのアクションで体験してみよう!
映像に出てくるSLIM, LUPEX, 有人与圧ローバーの1/4、1/5サイズ模型が展示されています。
映像を見た後に模型で細部まで見てみましょう!
宇宙航空研究開発機構 広報部
吉戸 智明 氏
アポロからアルテミスへ。アルテミス計画では日本の宇宙飛行士2名にも月面着陸の権利があります。
まず月へ。「その先へ、」には月の次は火星というイメージにとらわれず、想像力を働かせてもっともっと先を目指して欲しいという願いが込められています。
月面探査の先には月面に「生活圏」や「社会」を作ることが想像できるかもしれません。宇宙での活動というと「仕事」をイメージしがちですが、食事やレジャーといった生きていくのに欠かせない「生活圏」を作り上げることが、人類が次に踏み出さなくてはいけない一歩なのではないかと考えています。
未来社会では、宇宙に移住したり車が空を飛んだり、SFの世界が現実になっているかもしれません。これからの時代、選択肢も可能性も無限大にあることをこの展示を通して感じ、なににも縛られず広い視野を持って、夢に向かって進んでください。
1999/1/1生まれ 長野県出身
平日はサラリーマンの週末写真家。
自分の目で見て、肌で感じて五感で経験する事を大事に、
場所を問わず全国各地で撮影をしています。
小学生頃から宇宙に興味を持ち、モノづくりで宇宙に関わる事がしたいと高専へ進むも挫折。
しかし宇宙への気持ちを諦めきれず、社会人になってカメラとの出会いを機に、ペンをカメラに持ち替えて今に至ります。
イメージを増幅させることで間接的に体感できるという特性が写真と文章にはあると思います。
人生で1つやっとモノになってきた写真と、私が吸収してきた言葉を使って、これからもこの世界を伝える事ができればと思っています。
座右の銘「ゆっくりでも止まらなければ結構進む/國中均」
Portfolio:https://kmtkpic.myportfolio.com/