日本宇宙少年団苫小牧分団における活動について

IAC会場

イタリアのナポリにおいて10月1日から10月5日にかけて開かれました、国際会議International Astronautical Congress 2012 に参加発表してきました。発表題名は、“DEVELOPMENT OF THE SPACE EDUCATION PROGRAM FOR THE NEXT GENERATION USING EARTH OBSERVATION DATA”、発表者は高橋徹、共著者は、臼井敏夫、藤島豊久、安田みお、小定弘和、大木真人です。

YACが平成21年度から3年計画で取り組んだ文部科学省の「宇宙利用促進調整委託事業」(将来の幅広い分野での衛星データ利用を目的とした 子ども向け人材育成プログラムの開発及び全国での実証)として行った、衛星データを利用した教育プログラムの構築と実践について発表してきました。発表後に、衛星データの教育利用に限った無料化や教育プログラムの開発について2つの国の方から協力して一緒にシステム構築して行きましょうとお声がけをいただきました。YACが中心となって開発した本教育プログラムの重要性をあらためて認識しました。

発表のほかに宇宙教育のセッションに参加し聴講しました。IACでは、宇宙教育関係の発表数が年々増加しているそうです。YAC活動の重要性が益々増加すると思われます。また同時に、YACの活動や開発された教育プログラムあるいは教材などを分析検討し記録して、世界的な共有知とすべく発表して行くことの大切さを感じました。  以上

YAC教材検討委員 本プログラム実施構成員 高橋徹
2012.10.8

活動報告
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